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*105*
92話
「?!父さんをバカにするなぁ!!」
「主!のるなぁ!」
「絶対的な正義とかいって、仲間を気づつけるヤツに、父さんの偉大さの何が分かる!?」
俺は、この状況を見たことがある。確か丁度今日で2年と半年経ったな。
あのとき、俺は我を忘れて赤犬向かっていった。後先なんかかんがえずに。突っ走った。
でも、今回はちょっと違う。藤虎と、サクラってヤツと、赤犬と黄猿しか戦っていない。あと、大将の一個下の階級の奴等しか、残ってない。多分他は姉ちゃんの覇気が強すぎたせいだろう
「姉ちゃん。行くからには負けんなよ。」
そう呟いた。
なぁ、親父。親父はこんな気持ちだったのか?俺、姉ちゃんを失いそうで怖いや。情けねぇな。
でもな、胸騒ぎがするんだ。凄く、悪い予感がする
姉ちゃん、生きて一緒に帰れるよな?
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