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*55*
42話
「背中を向けて君は歩き出した
交わす言葉も無いまま
揺れる心の中 子供のように叫んだ
行かないで 行かないで ねえ…
背中を向けて僕は歩き出した
涙落ちる前に行かなきゃ
幸せすぎるのは嫌いだと偽った
強がって手放した理想の未来
取り戻せぬ願い
少し広く感じる この狭いワンルーム
心の隙間を広げるようだ
少し長く感じる ほんの一分一秒
君と過ごせたら、と
願うことさえ許されない世界なのかな
たった一つの嘘でさえも
君の涙を生んでしまう
数え切れないほどの罪を重ねてきた
その手に触れたこと
君の隣でそっと生きようとしたこと
今を一つ拾うたび 過去を一つ捨てるような
有限の記憶と時間の中
そこに居座っただけの僕の存在など
きっと君の記憶から消える
もう二度と戻れないの?
ここは始まりか、終わりか
広いベッドで眠る夜はまだ明けない
また一人で夢を見るよ
君の記憶を辿る夢を
数え切れないほどの罪を重ねてきた
その手に触れたこと
君の隣でそっと生きようとしたこと
孤独の痛みで償うから
君の記憶にそっと居させて
変わらない気持ちでまた出会えたら良いね
そして手を繋ごう
そのときまで
「またね」 」
from Y to Yこの曲は、すごく好き
「いやーまた、歌うまいんやなぁ、あれから一回も聞いてへんやん?
わしがフルで聞くのは久々やなーって、この曲はあれか?
r、いや、いまはキャプテンって呼んでったけ?」
クジラ・・・・
「そうそう、伝言?か忠告か分からんが、明日気ぃつけや?何かある
で」
「何で「何でわかるかって?ワシがなぁ、あんたの相棒と一緒やからや
ワシは、これでもなぁ鷹の神獣や、あんたの相棒は山犬みたいな真っ白
の超大型オオカミ。オオカミも神獣や」!」
「それに・・・全知全能の神、“ゼウス”の周りに神獣が集まったり
人が付いていくのは当たり前や。」
でも
「まだ覚醒してないやろ?一回出とるでまだ制御できないときになぁ」
じゃぁ、さよならって言って、クジラは出て行った
私はいったい・・・って考えてるといつのまにか寝ていた