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*3*
第4話 〜絶望的につまらない、食事の時間〜
「華憐お嬢様 お食事のお時間ですよ〜。」
「今行くわ・・・。」
はぁ、今日も私が一番嫌いな時間が来たのね。
ったく、毎日毎日つまらない。
まぁ、簡単に私の性格と家の事情を話すとこうね。
【家の事情】
? 私のお父さんとお母さんは○×財閥の社長(経営者)で、家には夜遅
くに帰ってくる。
? さっき私を呼んだのは、この家の家事を主に切り盛りしている人。
? 二つのことを掛け合わせると、私の家はかなりのお金持ちになる。
【私について】
?名前 桐谷華憐 (きりやかれん)
?性別 女
?性格 わがままで、自分勝手らしい。
?見た目 背中までくれるくらいの天然パーマの髪を下ろしている。
?立場 友達はいるわけでもなければ、いないわけでもない。
【お金持ちでいいと思ったこと】
・お金に困らない
・家が広い
【お金持ちで嫌だったこと】
・友達との関係にも、一本線を引かれる。
・授業参観の時に、親が絶対にこれない。
・家ではほとんど一人。
・先生とかにまで気を使われる。
・友達のお母さんにまで、頭を下げられる。
こんな感じ??
とにかく、家では一人。 ご飯を食べるのも一人。
家事をやってくれる人は8人くらいいるのに誰も一緒にご飯を食べてくれない。
そう思いながら、一人じゃ広すぎるくらい広いテーブルに座った。
だいたい、この家は広すぎる。 私でも何がどこにあるかも把握出来てない。
大きな家には9人の人がいるのに、私はたった一人。
こんな食事の時間大嫌い。 何をしているときよりも嫌い。
私はずっとこの広い家に閉じ込められている・・・・。
【〜絶望的につまらない食事の時間〜 終わり】
どうでしたか? 結構短いですが、短編なので!
byてるてる522
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