完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

『短編』 ~温かい食卓~ 
作者: てるてる522  (総ページ数: 13ページ)
関連タグ: コメディ 短編 食事時間 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~

*3*



第4話 〜絶望的につまらない、食事の時間〜

「華憐お嬢様 お食事のお時間ですよ〜。」

「今行くわ・・・。」

はぁ、今日も私が一番嫌いな時間が来たのね。

ったく、毎日毎日つまらない。


まぁ、簡単に私の性格と家の事情を話すとこうね。

【家の事情】

? 私のお父さんとお母さんは○×財閥の社長(経営者)で、家には夜遅
  くに帰ってくる。

? さっき私を呼んだのは、この家の家事を主に切り盛りしている人。

? 二つのことを掛け合わせると、私の家はかなりのお金持ちになる。

【私について】

?名前 桐谷華憐 (きりやかれん)

?性別 女

?性格 わがままで、自分勝手らしい。 

?見た目 背中までくれるくらいの天然パーマの髪を下ろしている。

?立場 友達はいるわけでもなければ、いないわけでもない。

【お金持ちでいいと思ったこと】

・お金に困らない

・家が広い

【お金持ちで嫌だったこと】

・友達との関係にも、一本線を引かれる。

・授業参観の時に、親が絶対にこれない。

・家ではほとんど一人。

・先生とかにまで気を使われる。

・友達のお母さんにまで、頭を下げられる。



こんな感じ??

とにかく、家では一人。 ご飯を食べるのも一人。

家事をやってくれる人は8人くらいいるのに誰も一緒にご飯を食べてくれない。


そう思いながら、一人じゃ広すぎるくらい広いテーブルに座った。

だいたい、この家は広すぎる。 私でも何がどこにあるかも把握出来てない。

大きな家には9人の人がいるのに、私はたった一人。

こんな食事の時間大嫌い。 何をしているときよりも嫌い。

私はずっとこの広い家に閉じ込められている・・・・。

【〜絶望的につまらない食事の時間〜 終わり】

どうでしたか? 結構短いですが、短編なので!

byてるてる522

2 < 3 > 4