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『短編』 ~温かい食卓~ 
作者: てるてる522  (総ページ数: 13ページ)
関連タグ: コメディ 短編 食事時間 
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10~

*6*



第7話 〜無人島に流れついた、一人の男の食事は?〜

ザッパーン・・・・。


見渡す限りの、海。海!


そう、僕はどこか知らない島へ流されてしまったのだ・・・。

島から分かる雰囲気は、人影がなく静かな島だということ。


ハァ・・・。 これからどうしようか。

助けを呼ぼうにも、スマホなどは全部もとにいたところにある。


いかだでも作って、海に流して自分が乗って・・・・・・、


考えていたうちに、無謀だというのが伝わってきた。

これからは、ここで暮らすしかないのかな・・・(苦笑)


あまりの自分の愚かさに、苦笑するほかない。



とりあえず、何か食べるものを探すか・・・。

俺は立ち上がって、四方八方を見渡した。

ここから、しばらく歩いたところに何か実が生っている。


俺は、思うがままに走った・・。

考えるよりは行動が一番!


息は切れているが、とりあえず到着した。


かなり大きい木に実が生ってる・・。


木をよじ登ろうとした・・・・・が、それはすぐに終わってしまった。

ほんの1mのところで、落下。


もう1度やっても・・・落下。


そう、俺は運動音痴(!?)なんだ・・・。


いままでの生活の中では、何とかやりくりしていたが・・・。

今の状態のままでは、死と隣りあわせで座っているようなもの。


運動が出来ないだけで、生か死かが決まるなんて・・・(泣)


俺は、木のもとから離れて海の方を見つめた・・・。


「よし、戻ろう!」

そういって、一緒に流された唯一の仲間のボートに乗ってこぎ始めた。


ヒュ〜〜。

突然の風で、船の向きは急に右側に曲がった。


と、前を見たらたくさんの人がいた・・・。

ていうか、流されるまでいたもとのビーチについていた。

「あっ、ヒロト遅いよーー。 どこ行ってたの?」

俺の彼女の深雪が手を振りながら言った。


誰もいない、あの島がここのすぐ近くにあったなんて・・・。

俺のいままでの苦労&思いって一体・・・。


まぁ、今回は一件落着。 また来年としよう!!

【〜無人島に流れついた、一人の男の食事は?〜 終わり】

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byてるてる522

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