完結小説図書館
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*14*
あー、春休みだから毎日投稿できるわー・・・。
フユ「中学生になったらこうはいかないもんな。」
ダーク「てか、以前も毎日投稿してたような・・・。」
細かいことは気にしない!続き、書きますねー。
・・・第三章 初めての妖怪合成!の続き・・・
夏美達が正天寺の門をくぐるのを空からじっと見ている妖怪がいた。
?「あいつか。最近妖怪ウォッチを手に入れたという人間は・・・。」
その妖怪は、チッっと舌打ちをした。
?「あの人間さえ排除すれば、妖怪達の乱獲が再び始まるのを阻止することができる。人間は珍しい生物を捕獲してきたからな・・・。」
その妖怪はふわりと地上に降り立った。
?「首を洗って待っていることだな。いまわしき人間よ・・・。」
お寺の中には、一人の和尚さんがいた。
和尚「おや、子供が夜分に訪ねてくるとは珍しい。どうしたんじゃ?」
夏美「実は、ここのお寺で妖怪合成ができるとそこの黒い猫妖怪、ダークニャンから聞いたんですけど・・・。」
和尚「なに、妖怪合成!?お前さん、妖怪が見えるのかね!?」
夏美「あ、はい。」
和尚「いやー、これは驚いた!どれ、合成したい妖怪のメダルと合成アイテムをこっちに渡しなさい。ふむふむ、雪女を合成進化させたいんじゃな?ではいくぞ。むむむむむ、かああああああっ!!」
和尚さんが叫んだ瞬間、雪女のメダルと白銀の髪留めがまばゆい光に包まれた。
夏美「うわっ!まぶしいっ!」
しばらくして、私がおそるおそる顔を上げると、目の前に、水色の髪の毛を白銀の髪留めでポニテにして、雪模様の水色の着物に黄色の帯。体から粉雪が舞っている女の妖怪がいた。
夏美「も、もしかして・・・、雪女!?」
雪女?「いいえ、ちがうわ。雪女が合成進化したらこうなったの。私は吹雪姫!冷気を自在に操れるようになったわ!夏美ちゃん、どうもありがとう。お礼のメダル、受け取って!」
吹雪姫は私の手にメダルをにぎらせた。
夏美「ありがとう、吹雪姫!」
吹雪姫(以下吹雪)「いつでも呼んで!それじゃあね!」
夏美「なんか、性格変わったね。」
フユ「あっちの方がいいだろう。さ、帰るか。」
ダーク「バクが待ってるしな。」
夏美「そうだね。和尚さん、どうもありがとうございました!」
和尚「またおいでね。」
夏美「夜のお出かけって結構楽しいね。ちょっと疲れたけど。」
私がそう言うと、突然何もない所から声がした。
?「楽しい・・・?そんなこと言っていられるのも今のうちだぞ。」
夏美「え?だれ?」
フユニャンが私をかばうように前に立った。(浮いてるけど。)
フユ「夏美、ウォッチを使え!」
夏美「え、妖怪なの!?」
私はウォッチの右側に付いているボタンを押してサーチライトを点灯させた。
ビイイイイイイッ
夏美「いたっ!」
今回はここまで!なお、次回は流血表現が「少し」ありますので、苦手な方は見ない方がよろしいかと。(食欲なくなっても自己責任でお願いします!)ありがとうございました。