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*紹介文/目次*
またお会いします。今回もまた新しい小説を書いていこうと思います。取り上げるのは初挑戦となるスマートフォンの携帯アプリのゲーム、「ガルズモンズ」のストーリーを書いていきます。
<概要>
今月、終了となってしまった矢印を駆使したパズルゲームで私も遊んでいたゲーム、そのノーマルストーリーをこの小説に書いていきたいと思います。主人公が気付くと牢屋にいて、そこをその世界の住人に助けられて、彼等との触れ合いで成長して心を通わせていく。そんな感じの絆を描いたストーリーにしていきたいと思っています。
<キャラクターの性格>
ガルズモンズのキャラの設定を見るとクスリとさせられる話が多いので、真面目に見えて無邪気だったり、甘党だったりとそんな感じの設定が多いので、キャラクターは共通して「性格は違えども子供のように無邪気でおかしいくらいに感情むき出し」、好きな気持ちははっきり言い、怒る時は本気で怒り、泣きたい時は大声で泣き、悲しい時は心から悲しむ、そんな風に描いていきたいと思います。
<物語は>
今回書くのは序章編なので序盤、牢屋で主人公が目覚める所から、レジスタンスに到着するまでを描いていきます。
<登場人物紹介>
・狩須門人(かるすもんど)
本作の主人公。牢屋に捕らわれていた所をガーネット達に救われて、世界を救う旅に協力されることに。最初は性格は暗く、相手を信じられない気持ちがあったが、仲間達の優しさに触れることで心を開いていく。
・ガーネット
本作のヒロイン。赤いポニーテールに白い長袖を羽織って、紫のビキニに紫のニーソックス、ショートパンツを履いた食べることと運動が大好きな少女。大きな剣を振るう豪快な戦い方が得意。門人を救出し彼の心の闇を聞いて彼を守っていくと誓う。レジスタンスに入ったのにはある理由があるようで・・・。筆者が実際のゲームでパートナーとして選んだキャラ。
・参謀シオン
ガーネット達に同行している冷静な参謀。物腰が柔らかく言葉が丁寧だが、自分の考えに自信がありすぎて相手に押し付けてしまうことがある。甘党でマロングラッセが大好物。主人公の門人には兄のように温かい目で時に厳しく、時に優しく諭す。筆者が初めてのガチャで最初に手にしたキャラ。
・オーク達
アカオーク、アオオーク、ミドリオークの三人。三姉妹でアカが長女、アオが次女、ミドリが三女。アカオークは姉御肌で面倒見がよく門人にも気さくに接する。アオはクールで冷静。ミドリは無邪気で天然。
・モッチ達
アブリモッチ、ミズモッチ、カシワモッチの餅のように丸っこいモンスター。三匹とも共通して無邪気。
10~ 20~
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第9話「親衛隊の逆襲、さらわれる仲間!」パート1
少年を救い出したガーネット達、レジスタンスのメンバーは未だに続く砂漠の中を歩いていた。アジトであるレジスタンスの本拠地まで道のりは遠い。オニキスを加えた一行だが、どこか様子が違っていた。
一行はどこか落ち着きがなかった。クリアは恥ずかしそうに頬を赤くしていて、ブブは見ないように視線をそらして、アカオークはニマニマと笑っていた。
それもそのはず、助けた少年の間を、二人の美少女、ポニーテールの活発で露出の高いスタイルのいい少女と青紫の短髪にボディースーツを着た女性がが肩を抱いて放れようとしないからだ。
「ブヒブヒ、憎いわね、この色男。可愛い女の子に二人も好かれて幸せそうじゃないの」
アカオークはからかうように門人を茶化した。
「ちょっと、からかわないで何とかしてよ」
「何よ、ホントはうひひ、て喜んでるんじゃないの?」
「普通、男なら喜ぶわよね」
門人が困っていると、アカオークとアオオークはイジリを更に続けた。
「門人〜、レジスタンスに帰ったら美味しいもの一杯食べようね〜」
ガーネットがにっこり笑って門人の肩に抱きついた。そしてオニキスにふふんと笑って挑発するのも忘れない。
「おい、いい加減離れないかい?彼が迷惑しているじゃないのさ」
オニキスはムカっとしたのかガーネットを睨んできた。
「迷惑させてるのはそっちでしょ!そっちが放れなさいよ!」
「困った小娘だ、門人、レジスタンスについたら今度こそは二人で旅をしような」
オニキス門人に抱きついてくる。これにガーネットは嫉妬の炎を燃やして、門人の腕を引っ張って、オニキスから無理矢理話そうとしてきた。オニキスもこれに気付いて彼の腕を引っ張る。
「いいわねえ、二人の女の子に好かれちゃって」
アカオークはまだからかいを止めなかった。
「あの、俺、困ってるんだけどなあ・・・」
「いいのよ、あんたはそれだけモテるってことだから、男前なことには自信を持ちなさいって」
からかいつつもお姉さんらしく門人をフォローするのも忘れなかった。でも、ガーネットとオニキスに引っ張られている状態には変わりなく門人が困っているのは相変わらずだった・・・。
続く・・・。