完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

桜と家族と僕の嘘
作者: りんごっち  (総ページ数: 15ページ)
関連タグ: 家族愛 恋愛なし 現代 ハートフル小説 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~

*13*

最終話『桜と家族と僕の嘘』
「そうなの?涼ちゃん...」
首を傾げて問いかけてくる雫。

父も母も呆気にとられている。

女性が口を開く。
「私、神城 千代(かみしろ ちよ)と申します」


僕と母で本当のことを話した。
僕と雫の関係。
雫の過去。
病気のこと。
そして『約束』のこと...

今の家族もとても大切だ。
でも僕は嘘をついていたんだ。
この家族は偽り...そうずっと思っていた...

12 < 13 > 14