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ポケモンストーリー コロシアム編
作者: たくと七星  (総ページ数: 36ページ)
関連タグ: ポケモン ポケモンコロシアム バトル アクション 恋愛 
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episode2「パイラタウン」パート8



「ブラッキー、すなかけだ!」
「ブラ!」
 ヌーンの指示でブラッキーが地面を蹴ってすなかけをした。ヤンヤンマが羽根を羽ばたかせて風を起こし、砂嵐を飛ばした。
「お前達、アクアリングよ!」
 二体のルンパッパはアクアリングを張って砂嵐を防いでしまった。ジャンプすると拳を地面に叩き込み、水の衝撃波を飛ばして来た。
「かわしながら前進だ!」
 ブラッキーはジャンプしてこれをかわし、ヤンヤンマは上昇して急降下に出た。しかし二体のルンパッパはれいとうビームを飛ばしてブラッキーとヤンヤンマを吹っ飛ばした。そして再びれいとうビームをしてヤンヤンマを狙い撃ちしたがヤンヤンマはとくせいのかそくで高速で動いてこれをかわしていった。
「ソニックブームだ!」
 ヌーンの指示でヤンヤンマじゃソニックブームを放ったが二体のルンパッパは両手でポンと叩いてこれを打ち消してしまった。
「それなら、にほんばれだ!」
 ヤンヤンマはにほんばれで天気を変えようとした。ステージに陽の光が差し込んで来た。雨が止んだと思ったが、ミラーボは薄笑いを浮かべている。どういうつもりだとヌーンが首をかしげると、
「何?!」
 陽の光が消えてしまいすぐに雨の状態になってしまった。
「どういう事だ?天気を変えたはずなのに・・・!」
「ほほほ、言い忘れていたけど、この子達はあまごいなんてしていないの。だから天気を変えても意味無い訳、まあ、仕掛けはあるんだけど、教えな〜い」
 ミラーボが勝ち誇ったように小躍りをしてきた。
「このままじゃヌーンさんが・・・」
 応援しているムンもどうすればいいか考える。
「あら!」
 するとステージの柱の上に何かがいることに気付いた。
「ヌーンさん、上よ!上の柱に何かいるわ!」
「そこに何かがいるのか、ヤンヤンマ!」
「ヤマーっ!」
 ヤンヤンマが羽ばたいてステージの柱の上に来た。
「ハ、ハスス?!」
 柱の上で二体のハスボーがあまごいをして雨を降らせていたのだ。
「やだ、ばれちゃったじゃない?!」
「そいつらが雨を、よし、つばめがえしだ!」
 ヌーンの指示でヤンヤンマはつばめがえしをして二体のハスボーを倒し。ハスボー達は落下して倒れた。するとステージに降っていた雨が止み始めた。
「やった、ヌーンさん!」
 ムンがヌーンにグーサインをする。
「ありがとう、ムン」
 ヌーンもムンに振り向きグーサインを送った・・・。

 続く・・・。

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