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オリジナル☆カゲぷよテト企画
作者: ちーちゃん  (総ページ数: 28ページ)
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10~ 20~

*13*

おはようございます。
みなさんメリークリスマスです。
今日からやっと冬休みです。
バンバン更新していきます!

今回はよくコメントしてくれるユリカが投稿してくれた替え歌をもとに作ったお話です。
ユリカ、替え歌コピペするよー。

(始奏)

目まぐるしくもない そんな毎日を

漂うように 何度も 席に座って

『さぁどうかな君は?』

また試すように

数字のない教科書が何かを言った

Ah

(間奏)

出来栄ならそれは

まぁいい方だろう

三桁満点の 再生紙を貰って

隣の席では 嬉しそうにしながら

同じ点数の君が席に着いた

窓の外 求めないのは 答がすぐ浮かんでしまうから

『それじゃあほら、つまんないんじゃない?』と

君はいつも楽しそうで…

これ以上(ティ視点)

傷ついた心に触れないで

今日も地球なんて何処にも見えないよ

鳴り出したアラームに一人

『冷たい奴だな』と

語りかけてる

今更 不思議そうに 答を求めても

なんでか 全て 分かりきってしまうから

『このまま死んだって誰かが代わりになるから』と

呟く事も

馬鹿らしいよ

(間奏)

漂うような日々は 繰り返すけど(クルーク視点)

君が休むなんて 違和感があって

まぁどうせ 明日 いつも通りに

隣の席についているんだろうな

Ah

(間奏)

目まぐるしくもない そんな毎日は どこかがもう狂ってしまったのかもしれない(ルーリ&クルーク視点)

君の髪の色

君の笑顔を

誰かがもう 覚えていないのかもしれない

窓の中 『開いた席は そこから どう移っていますか』と

君の事 見知ったようで 何一つ分かっていられなくて…

少しでも(ティ視点)

そのことを 分かっていられたのなら

ずっと 続いていてくれたような日々は

鳴り出したアラームを 止めるたびにないものなんだと

気づかされてる

教室で(クルーク視点)

傷ついた心を 隠してて

何度も隠し通して笑っていた

此処で 笑うように 眠っていった君の笑顔を

僕は明日も

忘れないよ…

(終奏)

では、どうぞ。

「僕と同じくらい秀才の君が消えた。」

**

クルークside
グーラとのひと騒動があってから一週間したあと、ユリカが突然学校に来なくなってしまった。
なぜだろうか。彼女にはいつも助けてもらってばかりだった。
そして、僕自身が彼女に惹きつけられていたのかもしれない。
始まりはあの日だった。

**

「では、転入生を紹介します。」
「ユリカ・アルゴワーノと申します。よろしくお願いします。」
転入生として入ってきたユリカ。

**

その後席替えでユリカと隣になった。
「みなさん、テスト返しますよ。」
返されたテストは相変わらず三桁満点。
最近は問題が簡単すぎてずっとこの調子である。
テストを片付けていたらユリカが嬉しそうにテストを見せてきた。
「クルーク!見てみて!百点取れた!クルークは?」
「あ、ああ僕もだよ。」ピラッ
「学校一秀才のクルークと同じ点数が取れるって嬉しいよ!」
「あ、え!ユリカもなの!?あたしなんて23点だもん…」
「アミティ、君、こないだ教えたところがちゃんとできていないじゃないか!」
「ごめーん!あんなに丁寧に解りやすく教えてくれてるのに…」
「大丈夫だよ!アミティ。努力すればいいんだよ。石の上にも三年って言うでしょ?」

**

心から笑っているような笑顔が、ずっと心に焼き付いたままだ。
ついついユリカの席を見てしまう。
もし、居なくなったとしても、僕は君のことを忘れない。

**

ラフィーナside
ユリカさんがいなくなってから、クルークの様子がおかしい。
おかしいオカしいオカシイ
「ラフィーナ、今日一緒n…」
アミティさんは私の目を見て一瞬顔をこわばらせた。
「ねえ、ラフィーナ。そのネックレスって今日首にかけてたっけ?」
「え、ネックレスなんて…」
見覚えのないスプーンの形をした黒いチャームが付いたネックレスが、いつの間にか首にかかっていた。
私自身で目の色が変わったと気づくまで、あと_____。

はい、このあともどんどん更新していきます。
どうか最後までお付き合いしていただけると幸いです。

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