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オリジナル☆カゲぷよテト企画
作者: ちーちゃん  (総ページ数: 28ページ)
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10~ 20~

*21*

はーいガッツリ更新更新

今回は「デッドアンドシークinフォルアの妖気事情」っていう状態。
では、替え歌コピペしておきます。

意味と夢と妖気を集めて 作られてしまった身体は
壊れた心を弱めるための機械らしい
【これは少女の昔のお話】
人一人は涙を流して また会いたいと呟いた
プリンプの街の 終末実験は
昨日時点で予想通り グダグダ過ぎて
その時点でもう諦めた方が良いでしょう?
次の二人は 街の隙間で そんな黒色の 夢見てた
期待ハズレのセカイの先で
少年の身体はまた消え去った
泣き叫ぶ少女を
目醒めない僕は見ていた
秒針は進みだすのを止めて
世界もろとも眩みだそうとする
この夢は終わらない

意味と夢と事態を合わせて ただただ考えてく頭
「このセカイはどうやらかなりヤバイらしい」
【これは僕と彼女のお話】
妖気でできた心では まだ言葉は届かない
枯れる太陽の音 蒸せる炎天下の目
夏バテした世間に はじき出された様な
蝉の声がもう鳴り響き始めても
ユラユラ揺れる 妖気の身体じゃ 伸ばした手も届かなくて
期待ハズレの視界の先で
秒針はふざけて立ち止まって
黒く染められる未来を
鏡の中から見ていた
大罪仕掛けの世界を抜けて
木の葉の落ちる未来の風景へと
僕の目で

嗤う日差しはどこかに消えて
あの夏は何度でも過ぎ去って
「また来年だね」と笑いあう
そんな未来なら?
期待ハズレのセカイの隙間
予報外れの雨が降ってきた
その時に その時に

例え未来が書き換わっていても
あの力は

はい、ではどうぞ。

妖気と魔法の力を合わせて創られた身体。
それが僕。
母には「あなたには秘められた力がある。でも、使えないの。」と言われた。
両親は二人共普通の魔道士。
僕だけ半妖として生まれてしまったのだ。

**
ある日、ナーエの森を歩いていた時の話。
傷をたくさん負って倒れている男性を見つけた。
「だ、大丈夫ですか!?」
治癒魔法を使って、傷を癒した。
「ありがとう、君は…プリンプの少年かい?」
「はい、そうですが…?」
「これ、君に託すよ。」
男性は、青い宝石のついたネックレスを差し出した。
「え、こんな高そうなもの、いただけませんよ!」
「君だからなんだ。お願いだ、もらってくれないか?」
「…わかりました。」
男性は立ち上がって歩き出したが、思い出したように振り返って言った。
「あともう一つ。それは絶対に肌身離さず持っていること、いいな?」
「はい、わかりました。」

**

その翌日、姫花と同じものだと気づき、とても喜んでいた。
しかしその間もつかの間、その日の帰り道、妙な光景が頭に流れ込んできたのだ。
プリンプとすずらん、テト号の仲間が、血だらけになって倒れている。
アミティ、シグ、ティ、エス…
まさかとは思ったが姫花まで。
信じられなかったが、僕以外死んでいるのだ。
白髪の魔道士が、見覚えのある黒髪のワンピースを着た少女を嘲笑している。
それに怒りを覚え、少女が魔道士を殴る。
持っている時計で時を巻き戻している。
その際に少女が僕に言ったのだ。
「このことを絶対に忘れないで。次は必ず成功できるから。」
光の中に包まれていくと、また今いるところに戻ってきているのだ。
そして何日も過ぎて、また同じことが繰り返される。
今、僕がしなくてはいけないことは一つ。

**

「やっと見つけたぞ。」
妙な光景で見た白髪の魔導師が振り向く
「おやおや、愚民がここまで何の用かな?」
「お前が最近起きた出来事の黒幕か?」
「さあ、なんのことか俺にはさっぱり。」
「とぼけるな!」
「今すぐ身を引け。」
「だが断る!僕はお前を倒すまで、身なんて引かない!」
ぷよを積み上げ、消していく。
「天地雷鳴!!」
刀に雷がまとわりつき、魔道士に向かっていく。
「甘いな。色欲。」
技を軽々とよけ、黒い刀を取り出す。
「そんなもので俺を倒せるとでも思ったのか?」グサッ
「が…はっ…」バタッ
腹を一突きされ、地面に倒れ込むと血の海が広がる。
「お願いだから…姫花だけは…」
崩れゆく意識の中、彼女の安全を願う。
そして、またやり直そう。

では、次もやっていきますよー!

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