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オリジナル☆カゲぷよテト企画
作者: ちーちゃん  (総ページ数: 28ページ)
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10~ 20~

*3*

はい、本日二度目の更新となります。

ユリカ
いや、そこまで謝らなくていいから…
まあ、エレナはヤンデレやしね。
あと一話でこの話は終わりかな。

では続きをどうぞ。

「まったく…昨日も言ったのになんでちゃんと制服着てこないんですか!!」
制服点検。(エスの違反点…3点)
・スカート丈(上限:膝上3cm)
・スカーフの結び方(例:リボンのようにするなど)
・スニーカーおよび学校指定の運動靴でない(例:サンダルやブーツなど)
「え、これ校則違反なの!?」
「制服の正しい着方見てないんですか!?はいこれ※すずらん!」
(毎日書く日記みたいなもの。校則とかきまりがかかれている。)
「…ほんとだ」
「というわけで生徒会室に来てください。」
「うぇ!?エス、今日の分の自学やってないんだけど!?」
「ちゃんとやらないのが悪いんです!ほら早く!」

**

「反省文は原稿用紙400字を一枚です。」
「えー、もう少し少なく…」
「ほら、エス早く書け。どうせ自学もやってないんだろう?」
「ティ!生徒会長だからって、ぐちぐちぐちぐちうるさいな!頸動脈に鉛筆ぶっさすわよ!?」
「そんな御託はいいので早く書いてください。」
「…ううう」
「じゃ、俺たちは仕事があるから。」ガラッ
「…エス、一人?」

**

ガチャッ
「!?え、今鍵しまった!?やっと作文書き終わったのに!だれかー!!」ドンドンドン

「ふふっ。ここから出すもんですか。先輩を私のものにしてからあんたは始末するわ。」

**

「エレナちゃん、こーんな処に呼び出してどうしたの?★」
「先輩は、ワタシのこと、ドウ思ってイマスカ?」
「え、かわいい後輩だとは思ってるけど…★」
「…ジャア、エス先輩は?」
「可愛い女の子だと思うよ★」
やっぱり。先輩は答えと全然違うことを言ってくる。そう、私なんて…
「**す…」ボソ…
「『先輩を私のものにするなら、なんでもする…』そう言いましたよね?今がその時です。」
そんなこと、分かってるわよ。
その時、精神と体が切り離された。

「さあ!嫉妬に狂ええ!!!」

私は手に隠し持っていたカッターナイフを先輩の首の前に突き出した。
「…え、エレナちゃん?★」
「先輩、ソノ解釈は間違っていまス。先輩がワタシの気持ちに気付かないのなら…」スッ…

「さあ、大罪の器の一つ目の完成だ!」

「容赦シまセン」
私は思い切り先輩に向けて刃先を向け、突こうとする。しかし、手にかすり傷がついた程度だった。
「…エレナちゃん、いったいどうしたの!」
その声も聞こえない。心はアイツに支配されているからである。
鋏のようなもので私の精神は体とは切り離されているみたいで。
「先輩、サヨウナラ。」
先輩に向けてカッターナイフを振りおろそうとした。
切り離された精神までに悲鳴が響き渡ってきた。
「こんなの、こんなの全然わからないよ!」
一瞬手を止め、先輩に本当の気持ちをいった。
「…ワタシハ、あなたのことをダレヨリモ思っているのに、何で気付かないのカナ?」
言い放ったと同時にカッターナイフがもう、先輩の胸のあたりに突き刺さろうとしていた。


「やめろおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ガンッッ!!


「何でジャマするんデスカ?エス先輩…」

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