完結小説図書館
<< 小説一覧に戻る
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
*16*
翌朝、私は学校を欠席した。
靴はサンダルを借り、家に戻った。
坂野
「さ、気を付けんとな.....」
家の前に来るとパトカーが停まっていた。
それも気にしつつ、私は玄関を通った。
私は.....人生で一番恐ろしくなった。
坂野
「血か?.....何でこんなに.....」
そんな時、リビングの方から一人の男性が歩いてきた。
その方は警察官の格好をしていた。
???
「やぁ君が坂野 純君かい?」
そう言いながら警察手帳を見せてきた。
坂野
「は、はい。そうです。」
末松巡査
「某市警察交番の末松と申します。親御さんは?」
坂野
「両親は祖母の病気の為、手伝いに行ってます。私一人です。」
末松巡査は少し不安そうな顔をしてリビングに連れてくれた。
末松巡査
「君宛ての手紙が置いてあったよ。血で書かれてる。大丈夫かな?」
私はその手紙を読んだ。
確かに血で書かれている。えげつない。
PR