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*13*
私達が、石油タンクにつくとプラズマ団達がトラックに石油タンクを積んだばかりだった。見たところ、下っぱはざっと30人ぐらいいる。
ヒ「テメェら、何やってんだよ。」
ヒュウが怒りのこめていう。
幹「チッ、いいとこに。でもガキでよかった。」
ヒ「なめんな!」
ヒュウがそういうと、トラックのタイヤに向かってナイフを投げた。「パァン」とトラックのタイヤが破裂する音が聞こえた。
幹「なっ、なにするんだ!ガキのブンザイで,,,やっちまえ!」
幹部の掛け声と共に下っぱがポケモンを構え、私達はを囲む。私達は背中会わせで立ち、どっちもハトーボをかまえた。
レ「背中は任せたわよ。」
ヒ「俺だって任せてやる。へまするなよ。」
レ「そっちもね。」
「パン!」とハイタッチをする。それを合図に下っぱ達が攻めてくる。
ヒレ「ハトーボ!エアカッター!」
ハ「「ポーゥ!」」
その刹那!下っぱのポケモン全部たおれる。
下っぱ「嘘だろ こいつらまさかあの伝説の
一瞬で,,, まさか,,, 」
幹「バカなっ。」
私達は幹部を睨み付ける。
幹「っっっ!こうなったら実力行使だ!いけ!」
下っぱ「しかし!あの伝説のガキだったら,,,」
幹「嗚呼、Z様でも処理が難しいガキか、そんな奴居るはずがない!やっちまえ!」
それを掛け声に下っぱが、どんどん攻めて来た。
レ「うわー。めんどっ。」
ヒ「我慢しろ。いくぞっ」
私は構えると一気に三人の足を払う。そのあと、後ろから襲ってきた下っぱ2人を三人の上に、投げる。起きようとしていた三人と投げ飛ばした2人は完全KO。そのあとも同じようなことが続き、たった三十秒で全ての下っぱをかたずけた。
レ「終わった〜でも幹部には逃げられたね。」
ヒ「部下がフルボッコにされているのに自分は逃げるって、ゲスの鏡だな。」
レ「本当に酷い。」
私達は、ジュンサーさんに通報し、コンビナートの入口のベンチで自販機の飲み物を飲みながらくつろいでいた。と不意に、ヒュウが口を開く。
ヒ「お前さ悩んでることがあるだろ。」
レ「ブゥーーーー!!」
図星過ぎてびっくりした私はコーンスープを吹き出してしまった。
ヒ「図星か(笑)」
レ「むっ、そうよ図星よ。」
ヒ「ん、話てみ?」
,,,ヒュウは幼馴染みだから、信用してしまい、自分の足りないものについて悩んでることを全て暴露した。
ヒ「そうか,,,」
レ「珍しい、ヒュウなら『バカじゃねーの?』って笑うとおもったんだけど。」
ヒ「嫌、心の中でそれいった。」
レ「心を許した私がバカだった。」
ヒ「待て待て!冗談!冗談!まっ、お前の場合ゆっくり待てばいいんじゃね?」
レ「?」
ヒ「足りないものを探すために旅をするんだろ。焦る必要はない。」
レ「,,,フフ、アハハハ!あーバカみたい!そうねそうよねありがとうヒュウ、私もういくわ。」
私はそう言うと、空き缶をゴミ箱へいれ、さっていく。
レ「ベストウィッシュ!」
ヒ「ベストウィッシュ!あっ、これで貸し1な!」
レ「え?」
私は何故か凄く嫌な予感がした。
〜ジャイアントホールのどこか,,,〜
幹「申し訳ございません。Z様。石油を盗むのに失敗しました,,,ということがあってですね。」
Z「へぇー、ガキが,,,あいつらだな」
幹「はい?」
Z「いや、こっちの話だ。もういいぞ。」
幹「はっ!」
幹部はそう言うと部屋を出ていく。
Z「ってことは、あの4人は旅を始めたってことだね。いいよ。じっくり絶望に落とし入れてやる。」
Zはそういうと、不気味な笑みを浮かべた。