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ポケモン二次作品 レイナ~イッシュ編~エピソード1[完結]
作者: ベリー  (総ページ数: 67ページ)
関連タグ: ポケモン 二次創作 
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ジャイアントホールは静かで、人の気配が全くしなかった。
イ「くしゅん!」
イーブイがくしゃみをする。
レ「どしたー?寒い?」
イ「ぶいぶ、ぶいブブブ?(寒い、てか逆にレイナ寒くないの?)」
イーブイが私の服装を見ながら言う。
レ「え?半袖だし、寒いに決まってんじゃん。今炎タイプのポケモンゲットしとけばよかったって後悔してる。くしゅん!」
私がくしゃみをしながら答えるとイーブイは呆れた顔をする。
イ「ぶいぶ、、、ブイイブ(全く、、、レイナは)」
私はそんな会話をしながら奥に進む。このまま進んで行くとプラズマ団の本拠地があると思うと、何があるのかと言う楽みと不安が入り混ざり変な気持ちになる。
本当に勝てる?

生きて帰れる?

あの時の因縁を果たせる?


昔の私に戻ったりしない?


その瞬間私にものすごい恐怖が押し寄せてきて、足がすくんでしまった。私は本当に勝てるのだろうか。
イ「ぶいぶ?(レイナ?)」
心配したイーブイが降りる。
レ「ううん、だ、いじょう、ぶ。」
イ「ぶいぶ、ぶいぶぶぶ?ブイイ、ブブブぶいぶ?ブブブいいぶ?(レイナ、別に行かなくても良いんじゃない?ヒユウはあなたにとって、そんなに大切な人?別にヒユウがいなくてもあなたに損は無いでしょう?)」
そうだ、別に私に損は無い。助けに行かなくたって良い。
レ「そうだよね、私に損は無い。損は、、、」
本当に?損は、、、無い?ある。でもただ私と同等の力がをもっている人が居なくなる。それだけ。別に私にデメリットは無い。じゃあ、なんで帰れないのだろう。なんで?なんで?
レ「わ、たし、は、、、」
イ「ブーぶいぶぶ、ぶぶっぶぶいぶ?(あーもうめんどくさい、もう気持ちが強い方にしたら?)」
レ「、、、そうね。考えるだけ時間の無駄。行くわよイーブイ。」
あれ?これレイナを脳筋化させただけで、逆効果だったんじゃないかとイーブイは思うが、まあ良いかと思いレイナについて行った。

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