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*63*
〜レイナ〜
『この後、ヒウン空港発、アローラ、マリエ空港着の受け付けを始めさせてもらいます。お乗りの方は、、、』
あー、もうすぐかー。
感情が無くなったのだろうか、もともと無いのはわかっているが、この状況で泣けないのは、レイナ自身も不思議で仕方なかった。
受け付けを済ますためにバーコードをスキャンしようとすると。
『トンっ!』
と足音がした。わずかな。この足音は知っている。
ヒ「待てやごらぁー!」
ヒュウだ。
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