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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 80ページ)
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*72*
その後、ハンターに凍結されながらもブレイカーが解放し、これ以上失わぬようにと時にハッカーが体を張ってブレイカーをまもりぬいたりと………色々あったが書いている方からすれば物足りない【平凡】な展開が続いた。
違う、メイドウィンのゲームに求められているのはそれではない
もっとこう………大騒ぎになるような、永遠に終わらない学生のノリが必要なのである
そしてついに………!!
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32:40
【もしもし、カーレッジかい?ようやくいい案が思いついたよ】
「お、本当か?」
【うん、システムを私が言うように弄るんだ】
「おう、分かった」
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ゲームマスターからメールが送られる
【んーとさ、ぶっちゃけるとボーマンがクロクロ社のシステムを直しちまったんで凍結が出来なくなった、そこで水晶の仕様変更を行う 】
【水晶から脱出するにはハッカーが解析した上でブレイカーで破壊するように変更する】
【二度手間かもしれんが諦めてくれ、じゃあ俺、ハッキングPCの撤去して帰るから】
「………こいつな」
「おいexe、他の奴らは凍結されてもすぐ解放されてんのになんで俺だけそのままなんだ?」
「そりゃお前、人望ないからだろ」
「ちっ、リニュ前時空監理局したっぱなんて所詮この程度か………向こうの時空だと代理局長だってのにさぁ………なんだよこの差は」
「まあいい、俺はずっとこうやってお前を踏み台にして勝利をもぎ取る、150万は俺のものだ」
「くっ、こいつ!!」
「よう、無様だなぁ、お・と・う・と?」
「げっ、メル・ルメール………何してんだよ」
「何って、決まってるだろ?自分は面倒なことはしねぇ」
「だからお前の水晶の上に居座ることにした」
「お 前 も か ! !」
30:00
「あと30分か、自分はもう寝るわ」
「おい!!寝るな!!こうなったらハンターコールだ!!」
「おい、凍結した選手は電話もメールも出来ないというルールがあるだろ」
「マガイモノの力を使っちゃいけないっていうルールはなかった!!」
たくっちスノーは体を書き換えようとするがなかなか上手くいかない
「あーーーっ!!ダメだ狭くて形を変えられない!!」