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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 80ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 メイドウィン逃走中 オリジナルゲーム 氷鬼 時空監理局編
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25:06
プルルル
「え?アイテム?………いけね!!忘れてた!!」
「よし、すぐにぶちこもう、なーに勝手に送ってもバレやしないさ」
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「なんかハンマーとグローブ落ちてきたんだが」
「お前の親父死ぬほど適当じゃねぇか、よく時空監理局局長やってんな」
「あいつは有能ではあるが仕事を早く終わらせる事に関してのみ天才だからな」
「おいおい、畳みの天才とか打ち切り漫画かよ」
「案外言えば描いてくれそうだな、黒影なら。」
「やっと見つけ………あっ」
「あっ!!」
たくっちスノーの目の前に落ちたブレイクハンマーをsorutymataが拾い上げる………まだ、1人残っていた者がいたのだ
「な、なんで1人なんだ!?」
「私、ルールが変わってからずっとアイテムを探していたんです、こういう時に役立つだろうと思って、これ持っていれば2人揃わなくても解放できますし」
「あっそうか………って、助けてください!!俺がブレイクしますんで!!」
「…………そこの人達は何してるんです?」
「サボってるんですよ、自分の目の前、というか真上で」
「こいつを助けたくない」
「自分ブレイカーだし」
「つくづく部下や親族に恵まれない人ですね貴方は」
「ま、具体的には俺の部下でも親族でもないしな………同じたくっちスノーなんだから対等に扱ってくれよ………」
「まぁはい、助けますけど」
「あと出来ればコイツら見捨ててやってください」
「お前!!」
「数分間俺の上に居座ってサボってたくせに文句言うなよお前!」
「一体俺が何をした!お前らは俺に親でも殺されたのか!?」
「親は別のヤツに殺されたがお前は世界を1個メチャクチャにしてんだろ」
「あ、そうだったわ」
「よくそれで罪は背負わないとか言い切ったなお前」
「俺、小説カキコ界隈のサノスかデッドプールになるつもりだから」
「お前なんてアントマンで充分だ」
「アントマンなめんなよ!?」
3人の喧嘩を聞き流しながらsorutymataは水晶にプログラムを入れる
「はい、終わりましたよ」
「ふんならば」
たくっちスノーが力を入れると水晶が粉々に砕け散る
「150万円は俺のもんじゃあああああー!!!」