完結小説図書館
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 70ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 メイドウィン小説SEASON3 バッドエンド マジンガーZ ゲッターロボ
*10*
『二日目』
【ゲッターの導き/魔神水中劇】
『マジンガー陣営』
翌日...
たくっちスノー
「...連れてきたよ、今度は二人だ」
ZERO
【ヨシ...】
たくっちスノー
「ジース兄弟、21歳の双子...兄はレッド・ジース、弟はギール・ジースだ」
ZERO
【兄弟...デ ソイツラハドコニ?】
たくっちスノー
「かなちゃん様が連れてくるはずだよ」
かなちゃん
「お待たせしました、レッドさんとギールさんです」
レッド
「俺が弟より優れたレッドです、ゲッターを倒すのは俺にお任せを!」
ギール
「いえ、兄より強いこのギールをマジンガーに...」
レッド
「何を言っているお前!」
ギール
「お前こそ!」
回りの事も忘れ、ジース兄弟は口論を始める
ZEROは呆れたような顔をしながらたくっちスノーの方を向く
たくっちスノー
「い、いやこれは...双子って言うのは時に極端に仲が良かったり悪かったりするものなんだよ!」
かなちゃん
「でもこの人達、21歳ですよね...?」
たくっちスノー
「ああ...なんでも3歳の頃から自分の方が優れてるって競争しているそうだ」
ZERO
【フム...】
レッド
「こんな奴より俺にマジンガーを!」
ギール
「いや、こんな兄より俺に!」
たくっちスノー
「どれだけ優れているのかをアピールしてみるか?」
ZERO
【イヤ 口ダケナライクラデモ成績ヲ盛レルダロウ コウイウノハ実戦ニ限ル】
かなちゃん
「実戦ですか?」
ZERO
【二人二相応シイ機体ヲ用意シテアル 来イ!】
...
レッド
「こ、これが正義のヒーロー...!」
ギール
「これを乗って...悪を倒す...」
レッド
「で、俺のマジンガーは?」
ギール
「俺のだ!」
ZERO
【二人分アル 見ロ ゼロマジンガーNo.2『デュアルマジンガーS&N』】
たくっちスノー
「デュアルマジンガー...!?」
ZEROが指差した先は、赤と青の二つのマジンガーが
レッド
「二つ...?」
ZERO
【磁力ヲ応用シ作リ上ゲタ特殊ナマジンガーダ】
かなちゃん
「磁力ってそれ鋼鉄ジーグでは...」
ZERO
【NトS二違イハナイ 好キナ方ヲ乗レ】
レッド
「なるほど...実際に悪と戦い、優れた方がパイロットに任命されるのか」
ギール
「上等だ!」
レッド
「俺は赤い方だ」
ギール
「俺にも選ばせろ!」
レッド
「兄優先だ!」
ギール
「10分早く生まれてきただけのくせに兄面すんな!」
かなちゃん
「二人一緒に雇えばいいじゃないですか...」
たくっちスノー
「ZEROもそう思ってるだろうけど、兄弟としてはそうもいかないんだよ...」
かなちゃん
「面倒ですねぇ、兄弟って...」
ZEROは口論する兄弟を指で摘まみ、デュアルマジンガーの二つのパイルダーへと放り投げた
ZERO
【口論ハヨソデヤレ!発進セヨ!】
『ゲッターロボ陣営』
ゲッターエビル
「立麻!お前のチームを発表する!」
立麻
「おう...」
ゲッターエビル
「イルカ人間のルーカスとダイダルだ」
ルーカス
「.....」
ダイダル
「.....」
エビルは2頭のイルカが要る水槽を見せる
立麻
「ただのイルカだろ?...つーか動いてねぇぞ、死んでねぇか?」
ゲッターエビル
「脳は既にゲットマシンに移してある、これは脱け殻だ」
立麻
「じゃあ死体じゃねえかっ!趣味悪い事すんじゃねぇ!」
ゲッターエビル
「悪い、ではゲットマシンの案内をしよう」
立麻
「おう...」
...
研究所の地下深く...水に沈む青、赤、黄のゲットマシンを映す
立麻
「水中?」
ゲッターエビル
「そう、水中戦用のゲットマシン、シャーク号、シェル号、サモン号だ」
立麻
「サモンってサーモンかよ!道理で魚っぽいと思った!!」
ゲッターエビル
「イルカは既に脳を移植してある」
立麻
「俺はやらねぇからな!?」
ゲッターエビル
「...まあいい、お前が乗るのはシェル号だ」
立麻
「おう...あーよかったサーモンじゃなくてよ」
ルーカス
【チェンジ ゲッターカーレント】
立麻が乗り込んだ瞬間 ゲットマシンが動きだし変形する
立麻
「うおっ...バカ野郎!急に合体するな!次は俺だ!」
ルーカス
【オープンゲット】
立麻
「チェェェェンジッ!ゲッタァァァァァ!!ストロォォォォォムッ!!」
ガッキーン
立麻
「オープンゲッ!」
ダイダル
【チェンジ ゲッターロウラ】
ガッキーン
ゲッターエビル
「よし、ゲッターカーレント、ゲッターストローム、ゲッターロウラの変形はばっちりか」
ゲッターエビル
「これで海中から魔神研究所へと近づき、奴を沈めるんだ!」
立麻
「おうよ!今度は負けねぇ!」
ブクブクブク...
ゲッターロウラは地下から海へと発進していく...
ゲッターエビル
「....」
『今度?』