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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 70ページ)
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*22*
『マジンガー陣営』
たくっちスノー
「ありがとおおおおおおおお!!!」
海動
「うっせぇ!そんなへばりつくなっての!」
魔神研究所は初の勝利を納め大盛り上がりだった
たくっちスノーとしては、世界に何の影響がなかったこと、無事に帰ってきたことを喜んでいるのだろうが。
かなちゃん
「何だかんだで勝利って初めてなんですね」
ZERO
【ニューマジンガーZハパイルダーヲ破壊サレ デュアルマジンガーハ相方ノ回路ガ使イ物ニナラナクナッタカラナ】
海動
「お前の作る機体全然使えねぇじゃねぇか」
ZERO
【黙レ たくっちスノーガ横デガタガタ言ウカラ】
たくっちスノー
「だって市民や環境の事を考慮してないんだもん!!元々あんたらとは無関係な世界ってことを忘れずに!!」
ZERO
【な ら 私 が 前 線 に 立 っ て や ろ う か ?】
たくっちスノー
「やめろー!!それだけはもっとやめろー!!お前の攻撃は世界を壊すー!!」
真上
「...こいつ、ただの機械じゃないな」
たくっちスノー
「まあ、そうだね」
リリィ
「...ところで魔神さん」
ZERO
【ドウシタ?】
リリィ
「...この戦争って、どうすれば終わるのかな」
ZERO
【最強ノ座ヲ認メタトキダ】
たくっちスノー
「要するにどちらかが降参するまでだね」
リリィ
「じゃあ和解は出来ないんだね...」
たくっちスノー
「元々自分が一番という喧嘩から始まってるからね...今更仲直りなんてエビルもZEROも出来ないよ」
ZERO
【当然ダ】
たくっちスノー
「だからねリリィさん、僕たちがやらなくちゃいけないことはこの世界に被害を出すことなく戦争をやりきる事なんです!」
たくっちスノー
「戦争は止められなくても、無関係な人たちが事故死をすることぐらいなら止められるんですよ!」
リリィ
「たくっちスノーさん...」
たくっちスノー
「長いんでティーと呼んでください!」
かなちゃん
「その略しかた復活したんですね」
たくっちスノー
「ほんと初期にしかこんなこと言ってなかったからね!」
海動
「...とか言ってるが?」
ZERO
【私モ エビル モ好キニスル 止メタイノナラ勝手ニスルガイイ】
真上
「.....」
海動
「どうした、真上?」
真上
「いや...ゲッターのパイロットの最期の言葉だ」
たくっちスノー
「永良立麻の体はいくらでもあるって奴か」
真上
「この戦争が終わるまでに何人の相楽立麻が死ぬのかを考えていた」
海動
「何だよ、らしくねぇな」
真上
「.....」
たくっちスノー
「確かに...ゲッターロボは三人乗りだから今回みたいに一度に三人死ぬ可能性もある」
リリィ
「.....」
たくっちスノー
「ああそうか...犠牲が出るのはゲッターも同じか」
リリィ
「どうなるんだろう...この戦い」
海動
「分かるのは、たった数日程度じゃ終わらねぇってことだ」
ZERO
【下手スレバ年単位デ掛カルカモナ】
リリィ
「ちょっ、それは勘弁!私にも仕事はあるし!」
真上
「俺達もそう長くはいられない」
ZERO
【フム...ドウシタモノカ...】
...
「ねぇリリィさん、気分転換にボロットの試運転どうです?」
「まずそれのなにが気分転換になるのか教えてくれません?」
「ほら、ドライブみたいな感じですよきっと」
...
『ゲッターロボ陣営』
ゲッターエビル
「ああ...一気に三人も失ってしまった...おのれ、マジンガーZERO!!」
ゲッターエビル
「しかし...流竜馬の反応があることは確かだ、どうにかうちの研究所へと引っ張り出すことさえ出来ればこちらの勝利は確実」
ゲッターエビル
「ククククク...竜馬ぁ!!」
ゲッターエビル
「立麻の方は...まぁクローン製造機は今も動いてるし三人減っても大丈夫か」
ゲッターエビル
「つけっぱなしでもいいか...竜馬アアアアアアアアア!!!」
ゲッターエビル
「さーて今のうちに竜馬専用のゲットマシンでも開発するかな」
ポコポコポコ...
立麻
「....」
『全てはゲッターの為に』