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マジンガーVSゲッターロボ (完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 70ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 メイドウィン小説SEASON3 バッドエンド マジンガーZ ゲッターロボ 
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*3*

『一日目』
【マジンガーの始まり/ゲッターの進撃】

ZEROとエビルが、互いに戦争を始める準備が整った頃...ZEROは時空間から『奴』を呼び出していた

「マジンガー陣営」

魔神研究所...

その奥で玉座に座るZEROが、マガイモノの王たくっちスノーを迎え入れる

ZERO
【ヨク来テクレタ】

たくっちスノー
「いやいやいや...何がよく来てくれただよ!時空監理局なくなって早々にとんでもないことしやがって!!」

ZERO
【アノママ引キ下ガルノハ プライドガ許サン】

たくっちスノー
「だ、だからって戦争なんて...大体、こんなに沢山マジンガー作ってるけど、お前Z以外のマジンガーは認めてないんじゃなかったのか!?」

ZERO
【ソレトコレトハ事情ガ違ウ】

たくっちスノー
「...ちなみに何種類作ったの?」

ZERO
【沢山】

たくっちスノー
「誰が乗るんだよそんなのっ!!この世界はマジンガーもゲッターも存在しないごく普通の田舎世界なんだぞっ!」

ZERO
【貴様ガ集メテクレバイイダロウ】

たくっちスノー
「そ、そんなことの為に自分を!?」

ZERO
【文 句 あ る か ?】

たくっちスノー
「い、いえ!!」

いくら奴でも、絶対的な力を持つZEROには敵わないのだ

ZERO
【適当二求人欄デモバラマケ!知能ガ高ケレバナンデモイイ!トニカク生キ物ヲ集メロ!】

たくっちスノー
「そ、そんな!!」

たくっちスノー
(こんなのと戦うなんて...ゲッターのメイドウィンってどれだけ命知らずなんだよ!)

たくっちスノーさえもZEROに対する恐怖で、この世界の生き物のことは頭に無かった

たくっちスノー
「ち、ちなみに何人くらい...?」

ZERO
【何人デモダ!!コレハマジンガーガ最強デアルコトヲ知ラシメル為ノ戦争 多イ方ガイイ!!】

たくっちスノー
「わ、分かった...時空間を検索してそんな無謀な事をやりたがる命知らずを探してみるよ!」

そしてたくっちスノーは時空間へと降り立っていく

ZERO
【新型マジンガーノテストデモスルカ】

ZEROはプロジェクトの紙を開きながら地下へと潜っていく


【No.1 スーパーマジンガーZ】

...

『ゲッターロボ陣営』

一方こちらはゲッター線研究所。

エビルはZEROより一足先に戦力を揃えていた所だった

ゲッターエビル
「立麻...ああ立麻よ...流竜馬のDNAが込められた立派なクローンよ...」

この男、永良立麻(ながらたつま)

ゲッターに愛された男「流竜馬」を元にエビルによって作られたクローン体である

立麻
「エビル様よ、俺専用のゲッターは出来たのか?」

ゲッターエビル
「まぁ待て、ゲッターロボは三人で乗らねばまともに機能しない...そこでお前の他に二人のパイロットを雇った」

立麻
「パイロットだぁ?こんなド田舎にんなのいたか?」

ゲッターエビル
「この世界に絞らなければいくらでも...な」

立麻
「はぁ?」

「失礼する」

「ブルルァッ!」

立麻の後ろから、細身の女性と大柄の男性が現れる

ゲッターエビル
「何々...アンデッド世界出身の形骸(けいがい)」

立麻
「アンデッドって...ゾンビかよこいつ!!」

形骸
「腐ってるのは右足だけだ」

ゲッターエビル
「それにそっちはタウラス人の三野?」

三野
「ンモッーッ!」

立麻
「牛じゃねーかっ!!」

形骸
「牛ではない、奴は牛人間だ」

立麻
「そんなハチュウ人類みてーな!」


立麻
「ってエビル様、何の冗談だよこれはよ」

立麻
「あんた、人類以外の存在を毛嫌いしてんだろ?」

ゲッターエビル
「状況が状況だけに選んでいられるか...こちらに来い、お前たち専用のゲットマシンを用意してある」

立麻
「おっ、待ってましたってな!」

形骸
「行くぞ三野」

三野
「モモモモモッ!!」

立麻
(こんなんと組むのかよ、俺のゲッターチーム...)

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