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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 70ページ)
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*31*
『エクストラストーリー』
たくっちスノーは竜馬達にこの世界の事と戦争の事を話した...
竜馬
「何だよそれは!?」
甲児
「そんなことの為に!?」
たくっちスノー
「うん、その気持ちはわかるよ、でも出来ればその言葉は四日早く聞きたかったな」
ZERO
【モウ止マラナイ】
弁慶
「まさか海の魚が死んでいたのも...」
たくっちスノー
「うん、まぁ...そうだよ」
甲児
「でもなんで俺たちが?」
たくっちスノー
「時空っていうのはね、不思議なことに世界が壊れそうになると自分から解決策を導き出すんだ」
弁慶
「時空は意思を持つというわけか」
ゴウ
「ゲッターに近いものがあるな」
竜馬
「で、戦争を止める鍵が俺と甲児ってか」
たくっちスノー
「ゲッター線は竜馬大好きだし、ZEROは甲児大好きだからね」
竜馬
「冗談じゃねぇ...!!」
甲児
「なんか災難だなぁ、ZEROの世界の俺も」
ケイ
「なら、どうして私たちや親父までこの世界に送られたの?」
ゴウ
「理由は単純だ、俺たちはゲッターエビルに呼び出されたのだろう」
ガイ
「エビルに?...真ゲッターを目当てにか」
ゴウ
「そうだろう」
たくっちスノー
「んー...わざわざ真ゲッターを狙うかねぇ?作ることだって可能なのに」
甲児
「そのゲッターエビルって奴も、そこにいるZEROみたいに意思があるんだったか?」
たくっちスノー
「マジンガーに意思が宿ったZEROとは違うなぁ...ゲッター線に元々意思があって、肉体として使っているのがゲッターエビル...」
甲児
「ややこしくなってきた」
弁慶
「なるほどな...何をすればいいのか分かった」
竜馬
「ただ...」
かなちゃん
「どうかしました?」
竜馬
「ゴウ達以上に呼ばれた理由も正体も不明な奴が一人いる」
たくっちスノー
「それがあのホワイトという少女だね?」
竜馬
「ああ」
たくっちスノー
「ホワイト...いまこっちでも調べてるんだけど、全然情報がつかめなくてね...」
ZERO
【ゲッター指数ガ高イ人間ガ竜馬以外ニ居ルトハ思ワナカッタ】
竜馬
「ブラックゲッターの中で眠り、ブラックゲッターを容易く乗りこなし...なんなんだ、あいつは」
たくっちスノー
「謎だらけだ...」
竜馬
「...そうだ、ガレージは空いているか?」
ZERO
【スーパーマジンガーZノ所ガ】
甲児
「スーパーマジンガーZ!?」
竜馬
「よし...そいつはどこだ?」
たくっちスノー
「ブラックゲッターを弄るつもりかい?」
竜馬
「まあな、明日までには仕上がるだろうからそれまで借りるぞ」
かなちゃん
「えっ、あの、メカニックはー?」
竜馬
「必要ねぇ!」
かなちゃん
「インテリぃ~」
その夜...竜馬は徹夜でブラックゲッターのチューンナップを施す
...翌日、悪夢が待っていることを、まだ誰も気づかなかった