完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

マジンガーVSゲッターロボ (完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 70ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 メイドウィン小説SEASON3 バッドエンド マジンガーZ ゲッターロボ 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~

*41*

ホワイト
「竜馬~!」

竜馬
「なんだ、ホワイト」

ホワイト
「一緒に外行こうよ!」

竜馬
「はぁ?散歩なら別にリリィとでも...」

リリィ
「そうじゃないって、この世界が安全とは限らないじゃない?でも貴方はこの世界で数日過ごしている...」

竜馬
「案内役でありボディーガードという事か...それならいいぞ」

ホワイト
「わーい!」

リリィ
「よかったね、ホワイトちゃん!」

竜馬
(見た感じは普通の子供なんだがな...)

ホワイト
「んー?」

竜馬
「じゃあ行くぞ、着いてこい」

...

竜馬
(実はティーの奴がこんなことを)

リリィ
(ええ!?)

竜馬
(俺が散歩に協力するのは奴が俺たちの味方なのかを判断するための物でもある)

リリィ
(それってホワイトちゃんを疑ってるってわけ?)

竜馬
(仕方ねぇだろ、それくらいあいつの事は何も分かってないんだからよ)

リリィ
(それはそうだけど...)

ホワイト
「どうしたのー?」

リリィ
「あっ...なんでもないよ!気にしないで!」

竜馬
「こいつの性格なら直接聞いた方が早いか...おいホワイト」

ホワイト
「なあにー?」

竜馬
「お前、この世界に来る前の事を覚えているか?」

ホワイト
「えー?どうして?」

竜馬
「これはお前のためでもある...聞かせろ」

ホワイト
「んー...聞かせてと言われても特に何も覚えてないよ」

竜馬
「覚えてない?」

ホワイト
「うん、何というか、目が覚めたら変な運転席に居たの、それが竜馬さんの言うブラックゲッター」

リリィ
「ホワイトちゃんって竜馬さんが見つけたんだよね?どういう風に出会ったの?」

竜馬
「俺は気が付いたらこの世界の砂浜で倒れてた...で、近くの森へと歩いたらブラックゲッターを見つけたんだ」

竜馬
「で...動かせるかどうか調べるためにある程度点検をしていたら、こいつがコックピットで眠っていたんだ」

ホワイト
「うん、そうだったねー」

竜馬
「名前を聞いてもわからねぇって言うんで...髪の色からホワイトって名付けたんだ」

リリィ
「え!?ホワイトって本名じゃなかったの!?」

竜馬
「そういえば言ってなかったな」

リリィ
(時空規模で調べても出ないはずだ...)

ホワイト
「ねぇねぇ!何処行く?」

竜馬
「この世界は俺の世界と比べて発展はしていねぇ、面白いものなんか何もねぇぞ」

ホワイト
「そうなんだ...」シュン

リリィ
「村に寄ってみるのはどう?」

竜馬
「ああ...行くか」

40 < 41 > 42