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マジンガーVSゲッターロボ (完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 70ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 メイドウィン小説SEASON3 バッドエンド マジンガーZ ゲッターロボ 
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*7*

『マジンガー陣営』

夕方頃...ZEROは一人でホワイトボードに書きなぐり、反省会をしていた

ZERO
【チッ 相討チカ...】

たくっちスノー
「.....」

かなちゃん
「....」

ZERO
【ヤハリ単ナルマジンガーデハ勝ツコトハ出来ナイカ 因果律操作ヲ使ウノモ何ダカ大人ゲナイシナ】

たくっちスノー
「リュウジ...」

ZERO
【奴ノ事ハ気ニスルナ 既ニ新タナ マジンガー ノ案ハ出来テイル】

ZERO
【たくっちスノー マタ明日マデニパイロットヲ見ツケテコイ】

ZERO
【サラバダ】

たくっちスノー
「どこへ行くつもりだ!?」

ZERO
【ゲッターモコノ戦イデ戦力ヲ失イ何モ出来ナイ 後々休ムコトモ出来ナクナルカラナ】

かなちゃん
(ロボットのくせに休むんですね...)


たくっちスノー
「はぁ、あいつら...勝手に関係ないところで戦争なんか始めやがって...」

かなちゃん
「止めないんですか?」

たくっちスノー
「止めれるものなら...とっくに止めていますよ!」

たくっちスノー
「ZEROもゲッターも...今までの敵とはワケが違うんだ!」


たくっちスノー
「でも、このままじゃこの世界も...」

かなちゃん
「...実際、どこまで酷かったんです?今回は」

たくっちスノー
「今回は陸の敵に当てようとしただけに、攻撃も凄まじかったよ、研究所の回りの大地は荒れて、その辺りに居た生き物はルストハリケーンや光子力ビームで跡形もなく...」

かなちゃん
「どっちが勝つんですかね、この勝負...」

たくっちスノー
「分からない...でも言えることは、どちらが勝っても世界に未来はない、ということです」


たくっちスノー
「正義のロボットが、悪を倒すためではなく最強を証明するために他の正義と戦うなんて...」

かなちゃん
「ヒーローのいない戦い、ということですね」

たくっちスノー
「はぁ...求人票をもっとばらまかないとな...」

たくっちスノーはこの先の近い未来に不安を感じながら、時空を跨ぐ...


ZERO
【今度コソ潰ス ゲッター!!】

....

『ゲッターロボ陣営』

一方エビルは、ゲッターロボ製造とは

ゲッターエビル
「立麻...目覚めよ立麻!」

ポコポコポコ...

立麻
「...俺は誰だ?」

ゲッターエビル
「お前は永良立麻、ゲッターの申し子」

立麻
「ゲッターの...」


...

ゲッターエビル
「マジンガー側も、立麻がクローン体で無数に作られていることにも気づくまい」

ゲッターエビル
「こんな素晴らしい人材をあんなことろで失ってたまるものか...」

ゲッターエビル
「まともに攻撃すら出来なかったからな...ん、そういえば魔神研究所の後ろは海か」

ゲッターエビル
「よし、それなら水中戦特化のゲッターを作り海から攻めてみるか...立麻を2号機に乗せ、パイロットは...イルカ人間!こいつを雇おう」


ゲッターエビル
「クックック...次で仕留めてやる、マジンガー!」

『エクストラストーリー』

そして...魔神研究所ともゲッター研究所とも離れた、ある村では...

「なぁ大将...ここは一体何処なんですかねぇ?」

「俺にも分からない...だが、先程の戦いも見ただろう」

「ええ...あれはゲッター」

「この村もゲッターに関わる何かがあるとするなら...俺達はやはりゲッターから逃れられない運命にあるということだ」

「...に、しては何と戦ってるか検討付かないっすね、インベーダーでは無さそうだし」

「ああ...」

「待たせたな」

「『ゴウ』!どうだったか?」

「遠くに研究所らしき建物が二つ...それぞれ正反対の方角に建っていた」

「研究所?こんなド田舎にそんなものが?」

「ああ」

「なるほど...こいつはまた、一波乱あるかもしれないな」

「『ケイ』はどこだ?」

「ケイならもう寝てるぞ」

「そうか」

「俺たちももう寝るぞ、ガイ」

「了解です、大将...」


ゲッターに導かれし者達が...エビルさえも想像できなかった者たちが介入していることも知らずに、一日が終わる...

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