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*42*
【第9話】
「冥界の不死議」
きつね
「…………大丈夫か、お前ら」
あかり
「な、なんとかね」
きつね
「悪い………俺が軽率だった、下手したら死んでたかもしれないのに」
まりあ
「あんな状態のヨフカスナイトクラブ、初めて見ましたわ……」
ゆらぎ
「やはりヨフカスには何かありますわね………」
きつね
(それもチュウゲイマンのあの言い方………隠したいというよりは、なんか庇ってるみたいな言い方だな)
きつね
(あんなのが本当にプリキュアの悪役なのか?)
ゆらぎ
「………あかり」
あかり
「姉ぇ、私たちどうしたら………」
ゆらぎ
「私は1度冥界に戻ります」
あかり
「え!?」
ゆらぎ
「ヨフカスの事も気になりますし、冥王様に報告しなければならないことが沢山ありますので」
きつね
「よし、それまでの間俺が常夏の無人島に連れてって強化合宿だ」
まりあ
「ちょ、ちょっと!?私達学校が………」
きつね
「代わりが行ってくれるから大丈夫、よし行くぞ、バキバキとは行かずともちょっと筋肉つけよう」
まりあ
「えっ………ちょっとおおおおお!!?」
いずる
「あかりと、南の島で………」
あかり
「あ……姉ぇ!!頑張ってね!」
きつね
「心配しないでゆらぎ!こいつらの事はちゃんと俺が見ているから!!」
ゆらぎ
「え、ええ………?なんか調子は狂いますが、行ってきます…………」
きつね
「さぁ、一緒に頑張ろう!今夜は爆睡していいからな!!」
あかり
「私たち一体何されるの!?」
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ゆらぎ
「…………そうね、もう数日は現世に残っていたのね」
ゆらぎ
「私、少しはヨフカスナイトクラブを止められてるかしら………」
ゆらぎ
「冥王様の顔もだいぶ見れてないし…………」
……………
ヨフカス
「……………」
チュウゲイマン
「奴ら、バディのファミリーに付いて触れようとしやがった」
ヤショッキン
「なんと………」
ディスコ
「現世の子達は私たちのタブーを知らないとはいえ、流石にねぇ………」
チュウゲイマン
「あの野郎共、覚えとけよ………」