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グッドナイトプリキュア!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 99ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 オリキュア プリキュア 
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*80*

まりあ
「人間界の市販の蚊取り線香では対処出来ないことは分かってますが……」

きつね
「冥界にも蚊取り線香とかないわけ?」

ゆらぎ
「人間界の道具はそんなになくて……せいぜい仕事するための道具と料理くらいで。」

きつね
「おっそろしくつまんねー所だな………ヨフカスの気持ちが何となくわかってきそうだ。」

ゆらぎ
「ちょっと?」

きつね
「冗談だよ………それよりはさ、冥界って蚊はどうしてるわけ?」

ゆらぎ
「実は今まで冥界の蚊が刺してきた事例が無くて……」

あかり
「冥王様に頼むのは?」

ゆらぎ
「徹夜で蚊を回収した後……何故か姿がなくて。」

いずる
「冥王も刺されまくって焦ってるんじゃないの?」

きつね
「蚊に刺される支配者とか洒落にもなんねーからな。」

あかり
「というかこの痒さなんとかならないの!?」むずむず

きつね
「そこら辺は後でいい薬用意してやるから我慢しろ。」

あかり
「う、うん………」

いずる
「どうするのこれ………今晩ヨフカスナイトクラブ来るんだけど。」

きつね
「ゆらぎがこんなんじゃ、多分幽霊になっても痒いままだろうしな。」

あかり
「きつねちゃん今晩お願いしていい?」

きつね
「無理だよそんなの、俺は今日ずっとお前らの痒み止めの薬と冥界の蚊対策を考えなきゃならん、戦闘になんかいける状況かよ」

あかり
「えー!?」

きつね
「まぁ薬の方は頑張って夜までには用意してやるから、それまで我慢な!」

…………

そして、その日の夜………


まりあ
「…………」むずむずむず


バーン!

きつね
「悪い!時間かかっちまった!」

まりあ
「遅いですわ!もうヨフカス達来ていますわよ!」

きつね
「悪い!あかり達に薬渡してくるから、塗ったらすぐ向かってくれ!」

まりあ
「分かりましたわ!」

…………
まりあはきつねの用意した塗り薬を使った後にプリキュアに変身し、ヨフカスナイトクラブの所へと向かう


キュアマーリン
「う………痒みが納まったのはいいですが、この匂い……消毒液と梅を混ぜたような鼻が詰まる感じは………」


キュアマーリン
「来ましたわよ、ヨフカスナイトクラブ!!」

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