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グッドナイトプリキュア!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 99ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 オリキュア プリキュア 
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『第10話』
「終わらない夜」

ゆらぎ
「夜が…………終わらない!?」

きつね
「そうよ、見ての通りね……」

あかり
「私たちが特訓していたら、突然真っ暗になって………」

いずる
「もう2時間は経つけど全然戻らない」

ゆらぎ
「そんな………まさかそんな大変なことになっていたなんて………」


きつね
「………おまけにね、今回の件は面倒なのよ」

ゆらぎ
「面倒?」


きつね
「先に言っちまうとね………今回の件はヨフカスナイトクラブとは関係ないと読んでる」

ゆらぎ
「ヨフカスナイトクラブとは……関係ない?じゃあ一体誰がこんなことを……」

きつね
「それが分からないから困ってるのよ、少なくともヨフカスやファミリーはそんなこと出来ない」

あかり
「ヨフカスのことが分かるの?知り合いみたいに言ってたし………」

きつね
「まあね」

ゆらぎ
「………でも、ナイトクラブは………」


まりあ
「そういえばゆらぎさん、冥界で話はしてきましたの?」

ゆらぎ
「ええ…………実はその、冥界も大変なことになっていまして」

ゆらぎ
「冥界の霊がネボーン……ヨフカスナイトクラブによって傷付けられてめちゃくちゃに……」

あかり
「えええ!?」

………

ゆらぎ
「私が来た頃には冥界も酷い有様で………冥王様以外には誰にも………」

きつね
「ふーん………冥界がね………」

きつね
「それで、冥王様に力を求めたら………これを託してくれたのです」

きつね
「…………!!?なっ、そいつはっ!!?」

あかり
「何それ?宝石?」

まりあ
「にしては荒作りのような………自然発生した物のように見えますわ」

ゆらぎ
「傷ついた霊の魂を元に作られた魂の力………私の新しい力になる存在です」


きつね
「いや、それはダメよ」


きつね
「俺によこせ」

ゆらぎ
「!?」

あかり
「なんで!?」

きつね
「それはお前が持ってちゃいけない力だ」

ゆらぎ
「これは冥界から授かった私の仲間の」

きつね
「違う!その色………間違いない」


きつね
「それ冥王がくれたって言ったよな?」

きつね
「なんで冥王サンが『ティーの涙』持ってるわけ?」

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