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ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 63ページ)
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*34*

メアト
「いくらなんでも無茶よ!出来るわけないでしょ!!」

イグニス
「俺も同意見だ………とても成功するとは思えん」

ジーン
「それでもやるんですよ!」



ジーン
「この釣竿で!!」


ジーン
「あの大きな魚を!!」



ジーン
「釣り上げるんです!!」

たくっちスノー
「今更ながらめちゃくちゃだなおい!!そういう遊びなんだけど!!」


ジーン
「まぁ何!私とて無策でこんなことしてるわけではないですよ」


ジーン
「餌としてこれを用意しました!私の代名詞【魔晶石】です!」

たくっちスノー
「…………そんなものでどうするんだ?」


ジーン
「これをプールに垂らして…………離れててくださいよ」



ジーン
「サンダーー!!」バリバリバリバリバリ

メアト
「結局力技じゃないの!!」

ジーン
「あんな凶暴なヤツらそのまま捕まえても心配じゃないですか!」

ユニ
「ですが、あれで何匹か失神しましたね」

たくっちスノー
「またベアクローで取ってきてやろうか?」


ジーン
「いえ、出来れば竿で引っ張って取りたいですが…………」

グググ


ジーン
「ぐ…………ぐぐぐ…………これ結構重いな………イグニス、手伝ってください」

イグニス
「仕方ない奴だな……… 」

グググ

ジーン
「うっ!?なんだか余計に重くなった気がします」

たくっちスノー
「よし、俺も加わってやるよ」


グググ

ジーン
「ああああああ痛い!?」

たくっちスノー
「………!」

たくっちスノー
「ちょっとその釣竿貸せ!」

ジーン
「は、はい!」

グググ

たくっちスノー
「うぐ……!!」

たくっちスノー
「なるほど………必殺、反転ドロップ!!」

たくっちスノーは腕をクロスさせながらバク宙し、魚を1匹釣り上げる

ジーン
「え………1匹!?あんなに重くなっていったのに1匹だけですか!?」

ユニ
「逆です!釣竿に細工をしていたんですよ!使用者の数だけ重くなるように………」

たくっちスノー
「反転魔法で逆に軽くしてやったぜ」

ジーン
「危なかった………」



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