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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 58ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 ナントカ三術将編 3作品同時展開
*35*
レオン
「あと2回………あと2回か」
レオン
「これでもう俺は上を向けないということか」
雪
「うーん、覚えるの大変そう………作者が」
エイジア
「どうする?ここばかりは運だ、作戦決めるどころじゃないぞ?」
Konakun
「何かしらのクセや傾向が出てきやすいジャンケンとは訳が違うもんなぁ」
レオン
「あっそうだ!同僚なんだろ!?なんかそういう癖とか知らない?」
イグニス
「オレに分かるはずないだろう、こんな事をしたのは初めてだ」
イグニス
「それに………メアトの考えを読むなど不可能に等しい」
ジーン
「はい、3分!では第2戦を始めます!」
メアト
「これってあたしの方は好きなように動かしていいのよね?」
たくっちスノー
「もちろん」
ジーン
「じゃあいきます!あっち向いて〜〜〜!!!」
メアト
「ほいっ!!」
レオン
「!!?」
雪
「えっ!?」
介人
「うそぉ!?」
レオン
「ば………馬鹿かよ、あいつ…………」
メアトの指した方向
【右】
レオン
「前と同じ方向を指さしやがった!!」
レオン
(あ、あぶね……このゲームに限らず、「1度出した奴は次は出してこない」って思い込みは多い)
レオン
(1回目出したならもう大丈夫だろと右を向きがちだ………実際、引っかかってるやつといる!!)
↑
エイジア
雪
ヒプノペッコ
←
レオン
彩月
↓
イグニス
Konakun
介人
→(脱落)
飛羽真
飛羽真
「あっ………!!」
レオン
「やばい………やばい………おい!!」
メアト
「何よ」
レオン
「なんで二回目も右にしたんだよ!?普通は、もっとこう色々出すだろ!」
メアト
「え?だって考えるのめんどくさかったから、適当にこれでいいやと思って………」
イグニス
「だから言っただろう、メアトの考えを読むことは出来ん」
………
レオン
(やばい………やばいどうすりゃいい!?さっぱり分かんねぇ!)
レオン
(俺はもう↓か→にしか向けねぇ………)
レオン
(となると、となると…………)
レオン
(……ま、まさか、まさかだけどこいつ)
レオン
(3回ずっと、右しか出さないんじゃないのか………?)