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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 50ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 ナントカ三術将編 3作同時展開
*35*
クオリア
「くそっ!こんな所でやられてたまるか!」
クオリア
「ティーの涙の力を見せてやる!!」
クオリア
「うおおおおお!!多重幻影術!!」
クオリア
「人を隠すなら人の中!!そして!!」
クオリア
「ジーンを隠すならジーンの中!!」カッ!!
クオリアは全身を輝かせて………
ジーン
「え、何これ?」
ジーン
「うおっまぶしっ!!!」
その光は城全体を覆った
………
ジーン
「く………なんだ今のは?なぜ光が………ん?」
ジーンは目を擦らせ体を見る………見える、体が
ジーン
「ん………これは?」
ジーン
「間違いない!!私の腕だ!!」
ジーン
「やった!よく分からないが元に戻ったぞ!」
ジーン
「私の色が戻ってきた!」
「ジーン様!どこですかジーン様」
ジーン
「その声はクーか!」
ジーン
「喜べ!私の透明状態が解けた!元に戻ったんだ!」
「おめでとうございます、と言いたいのですが」
ジーン
「…………ん?」
ジーン
「おい……なぜお前は私の姿をしている?」
ジーン(クー)
「わ……分かりません、それが突然謎の光に包まれたあとこの姿に」
ジーン(クー)
「しかも、わたしだけじゃありません!城の中にいる全員がジーン様そっくりになってしまったんです!」
ジーン
「何!?お前以外も!?」
ジーン(クー)
「はい、しかも聞いたところによると………和平反対派ゲリラのリーダーによるもので……それは前に見た、ジーン様そっくりの」
ジーン
「クオリアがここにいるのか!?」
ジーン
「くっ………奴の仕業となると面倒だ、というか私沢山いるの!?」
ジーン
「せっかく元に戻ったのに!」
たくっちスノー
「おーいジーンさんよー」
ジーン
「あれ?貴方は無事なんですか?」
たくっちスノー
「いや、突然ジーンになってびっくりしたらマガイモノチェンジで今の姿を上書きしたんだ」
ジーン
「な、なるほど………それで、全員が私と同じ姿になったというのは確かなんですか?」
たくっちスノー
「確かだ」
ジーン
「…………そしてその中にクオリアが紛れていると」
たくっちスノー
「どうするよ………」