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MM逃走中 ジーンの気付かれない1日(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 50ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 ナントカ三術将編 3作同時展開 
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55:36


ジーン
「こうなったらミッションだ!」


【私に紛れたクオリアを見つけ出せ!】
「現在、城にいる全てが私と同じ姿になっている」
「だが、間違いなくクオリアはいる!」
「捕獲して私のところに持ってくるんだ!」

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彩月
「捕獲しろと言われても全員この姿じゃねぇ‥‥‥‥‥」

天夢
「俺、ちょっと背が縮んだ気がする」

彩月
「縮んだって言うかデフォルメ化されてるからね」チラッ

天夢
「覗くな覗くな、大事な部分を覗くな」

彩月
「ジーンになってるからちゃんとあるんだ‥‥‥チッサ」

天夢
「小声でそういうこと言うのやめよう?本人泣いちゃうぞ?」

彩月
「それはそれとしてさ、今能力使える?」

天夢
「え?ARMS」



天夢
「‥‥‥‥‥‥‥あれ、使えない」

彩月
「どうやらジーンになるっていうのは能力までジーンになるみたいなんだ」

天夢
「能力で見分けろっていうのも到底無理な話か‥‥‥‥」

彩月
「多分おじさんなら上手くいくと思うけど」

天夢
「たくっちスノーをおじさん扱いもやめよう?」

彩月
「だって加齢臭するし」

たくっちスノー
「しねぇわ!!マガイモノ成分の臭みだよ!!」

天夢
「あっ、たくっちスノー!」

たくっちスノー
「お前散々いいやがって!あっ時間切れた」ポンッ

ジーン
「私が5人なんて異様な光景初めて見ましたよ」

たくっちスノー
「実際並んでみると誰が誰だかわっかんねーな‥‥‥」

彩月
「こんなんでクオリアとやら見つけられるの?」

ジーン
「前、クオリアが私に化けた時はクーは見分けてましたが‥‥‥」

たくっちスノー
「それでそのクーは?」

ジーン
「えーーーっと」

クー
「私です」

ジーン
「あっこっちか」

天夢
「能力まで同じじゃ誰が誰かも分からないな‥‥‥‥」

彩月
「なんかこう、上手く差別化できない?」

ジーン
「そこら辺どうだ?クー」

クー
「ジーン様は彩喚術を極めたお方なので、エレメントを召喚すれば‥‥‥」

ジーン
「なるほど、それは妙案だ」

天夢
「エレメントの召喚法なんて分かんないぞ?」


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