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スマブラ戦記 ~嗚呼任天堂よ永遠なれ~(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 55ページ)
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10~ 20~ 30~ 40~ 50~

*26*

ピッフィー
「なるほどな、F.D.Xちゅう組織がこの騒動の元凶と。」

正樹
「奴は自分の他に6人の幹部がいると言っていた...」

ピッフィー
「相当大規模な組織なんやな...これ終わったらマスター・サトルにすぐ知らせへんとな」

ミニマリオ
「しかしそのF.D.Xってのはどうしてこんなことしたんだろうな?」

レミ
「任天堂が嫌いなのでしょうか...」

ミニマリオ
「それはない、任天堂世界は任天堂が好きな奴しか来ることは出来ないんだ。」

....スマッシュ、ブラザーズ...

ピッフィー
「....待て、ちょっと静かに。」

ミニマリオ
「ん?」


ピッフィー
「あそこに何か見えへんか?」

星谷さんが指差した先には、瓶に入ったお水を持って一列に歩くおもちゃのポケモン達....

ピカチュウ
「あっ、あれだよ、あれがひかりのしずく...」

ミニマリオ
「どうする?叩くか?」

ピッフィー
「こっそり奴等を付けていくで、上手くいけば大元を叩ける。」

正樹
「名案だな、よし、音を建てないように気を付けろ。」

.......

~せかいのはしら~

ポケモン達についていくと、大きくて長い建物が見えた

でも、凄い汚れてる。

ピッフィー
「...なんやこのデッカイタワーは」

レミ
「ピカチュウさん、あのタワーからオーラみたいなものが...」

ピカチュウ
「...あれはサビだね、でもあんな大きなサビも初めて見るよ」

ピッフィー
「おっ、ひかりのしずくをタワーに流し始めたで」

彩月
「もったいなーい」

正樹
「なぁ、俺は最近のポケモンをよく知らないんだが、コバルオンっていうのはどんな見た目をしているんだ?」

レミ
「青色の鹿のようなポケモンです」

ミニマリオ
「ていうと、高台で指示をしている奴か。」


ピカチュウ
「コバルオンを止めなきゃ!」

カービィ
「ぽよ!」

ミニマリオ
「お、おい待てよ!」

.....

コバルオン
「みんな、頑張って!ひかりのしずくを全部ここに流すんだ!」

ポケモン
「うぐぁぁぁぁぁ!!!さ、サビがぁぁぁぁ!!!」

コバルオン
「....ぐっ、もってくれ...頼む...」


ピカチュウ
「やめるんだコバルオン!」

コバルオン
「き、君は...ノースタウンのピカチュウか!?」

ピッフィー
「へいへいへーい!任天堂戦士参上や!」

コバルオン
「あの任天堂戦士も...」

ピカチュウ
「コバルオンお願いだよ、ひかりのしずくを返してくれ!あれが無いと僕らは...君も動けなくなるんだよ!?」

コバルオン
「....ボクが奪わなくても、どのみち無くなっていたさ。」

ピカチュウ
「え?」

コバルオン
「このサビたタワーはね、『せかいのはしら』って言うんだ」

ピッフィー
「せかいのはしら...」

コバルオン
「ひかりのしずくは、このせかいのはしらから生成される、しかし何者かによってせかいのはしらはサビに覆われ、ひかりのしずくを産み出せなくなった。」

ピカチュウ
「そんなことが...でもどうして街のひかりのしずくを奪ったの?」

コバルオン
「ひかりのしずくは、僕達ポケモンの玩具を動かす他に、もう1つ出来ることがあるんだ...サビを洗い流す事が出来る。」

レミ
「そうですか...つまり貴方はこの大きなタワーのサビを落とすためにひかりのしずくが必要だったというわけですね?」

ピッフィー
「なるほどなぁ、こんだけデカいタワーのサビを落とすんや、相当な量が必要されるやろな」

コバルオン
「分かってくれピカチュウ、これは僕達の世界の為なんだ...」

ピカチュウ
「でも、せかいのはしらのサビに巻き込まれて、ひかりのしずくを流すポケモン達までサビだらけになってるじゃないか!」

正樹
「このままではどっちみち破滅するぞ、他人の俺達が言っても説得力が無いだろうが、こんなことはやめろ。」

コバルオン
「...そこまで言うなら仕方ない。」

コバルオンは頭にゼンマイを指す。

ゼンマイを回すと、コバルオンがどんどん大きくなる....

コバルオン
「ボクは絶対にせかいのはしらを元に戻す!任天堂戦士だろうと邪魔はさせないよ!!」

ピカチュウ
「コバルオン....!やるしかないのか!」

【てっしんポケモン】
コバルオン

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