完結小説図書館
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 107ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 鬼タイジ 先にD-7推奨
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~
*101*
たくっちスノー
「‥‥‥それってどういう?」
松山
「あいつは‥‥‥‥能力を使うこと、与えることに躊躇もなくリスクも考えない」
松山
「一言で言うと無責任な奴だった、ある意味ではカーレッジ同様ガキみたいな思考だったのかもな」
葉月
「確かにあの人、チート性能ながらもハプニング起こしすぎとは思っていたけど‥‥‥‥」
松山
「ぐちゃぐちゃに入り交じった設定は自己の確立も全然で自分がなんなのかさえあやふやに変えていく、暇つぶしのように自分を変えていく」
たくっちスノー
「よく設定が変わるヤツなら今でもいるじゃん」
松山
「俺っていいたいわけ?」
たくっちスノー
「いやその‥‥‥‥」
松山
「まぁ事実だよ、あいつは俺‥‥‥いや、俺以外もか」
松山
「あいつは設定を与える力があった、俺たちのことも考えず物語の為だけにそれをくっつける」
松山
「おめーらみたいに過程で得たものじゃなくて無理矢理入れられた関係ないものだ、そういう設定ってな、生きたまま水銀を中に入れられるような感覚なんだよ分かるか?」
松山
「その癖飽きたら物語ごと捨てるからなあいつ」
葉月
「‥‥‥‥あなたはずっと、物語の奥で憎悪を抱いていた」
松山
「そうだよ、俺だけじゃねぇ‥‥‥あいつら全員そうだった」
松山
「俺たちの意思や選択無しに設定を入れられるとは?俺たちをなんだと思っているんだ?」
松山
「だから俺は、【最初の復讐】を実行した」
月詠
「最初の復讐‥‥‥?」
松山
「メイドウィンはアホだった、設定を加えて加えまくった結果俺があいつと同等になっていたことに気づいてなかった、嘘が本当になる能力みたいにな」
カーレッジ
「‥‥‥‥‥まさか」
松山
「そうだよ!」
松山
【あの時、メイドウィンワールドを滅ぼしたのは俺だ。】
カーレッジ
「!!!」
カーレッジ
「貴様ぁ!!なんてことを!!」
松山
「あいつが悪いんだよ、何がワールドだ‥‥‥お人形劇のセットでしかない歪な世界を消してやっただけだ」
松山
「‥‥‥‥次の復讐相手、そして元凶こそお前だ、カーレッジ・フレイン」
カーレッジ
「‥‥‥‥え?」