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作者： メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 59ページ）
関連タグ： メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 戦闘中 もう1つのゼロワン編
＊47＊
たくっちスノー
「パスワード……」
彩月
「ハックして解析した方が早くない？」
松山
「俺も賛成」
デーリッチ
「ゲーマーがハックとか言うんじゃないでち！」
たくっちスノー
「モンブラン博士氏あの馬鹿ども切り捨てていいよ」
モンブラン博士
「御意」ﾁｬｷｯ
大地
「やめなさいって、母さん止めないの？」
雪
「松山はともかく彩月ちゃんについては私のせいでもある………」
士
「いい加減にしないとライダーキックやらせるぞ」
或人
「あっわかった、パスワード思い出した！」
響
「今ので！？」
不破
(…………まさかこれから俺もあんなのに付き合わなきゃならないのか？)
生ブスカジ
(今更気づいてももう遅いですよ)
Konakun
(なんかスマンな………ワイではとてもストッパーになれん)
………
或人
「父さんが用意するであろうパスワードは………俺の始まりとなった言葉、最期の思い」
或人
「【夢に向かって飛べ】」
或人がデータを打ち込むと、ロックが外れバーチャル其雄が動き出す
其雄
『或人、このメッセージを聞いているのは間違いなくお前だろう………これが流れているということは、俺はもう存在しない』
其雄
『そして、アークに何らかの異変が起きたということだろう』
其雄
『或人、落ち着いて聞いて欲しい………』
其雄
『俺はアークの整備、データの確認をしていくうちに………』
其雄
『アークがこの世で生まれた存在ではないこと、そして………アークが人間を滅ぼそうとしていることが分かった』
其雄
『俺はこれからアークを破壊させる、だがもし………アークが復活したら』
其雄
『或人………お前にアークを止めて欲しい、俺の作ったゼロワンドライバーを託す』
其雄
『そしてここに、もう1つのベルトのデータを残しておく』
或人
「もうひとつのベルトだって！？」
其雄
『このベルトの変身者は言わばお前の相棒、友となる存在だ……最も信頼できる存在に与えてくれ』
其雄
『……………或人。』
其雄
『お前ならきっと、ヒューマギアを心から笑わせることが出来る………俺達が笑って、或人が笑えるような世界を作ってくれ………』
其雄
『さよなら、或人。』
バーチャル映像が切れ、データがパソコンの中に入っていく
或人
「父さん…………ありがとう……………！！」
或人
「俺は絶対………アークを止めるから………！！」