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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 112ページ)
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*71*
垓
「おお、これは………」
天津垓はそうでなくてはと言わんばかりに微笑む、鉄矢の動きは無駄がなくキレがあり、あっという間に焼きそばを焼き上げパックに入れて並べていく
鉄矢
「ハハハハハッ!!これがザイアスペックの力か!!体が軽い!!どんどん焼きそばが出来ていく!!」ババババババ!!
鉄矢
「これなら勝てる!!」
垓
「ザイアスペックの力を限界まで引き出すとは………素晴らしい、貴方のような人材を求めていたのですよ」
或人
「な、なんてスピードだ………ファイアー、急ごう!」
鬼瓦
「ダメ」
或人
「え?」
鬼瓦
「スピードはそのまま、速くも遅くもしないで」
或人
「どうしてそんなこと…………」
ファイア
「いや、その姐ちゃんの言う通りでい」
ファイア
「あっしは屋台ヒューマギア………機械的な量産焼きそばじゃない、あっしだけの焼きそばを作るためにも、妥協や焦りは許されない!」
或人
「ファイアー…………」
ファイアー
「気を抜いたら味が落ちちまう!お客さんには常にうまいものを食わせたいんでい!」
或人
「………分かった!そのままで行こう!」
………
響 (ロンパ)
「げっ、なにあの屋台!?本当に人間業なの!?」
奏
「ザイアスペックって、あんな事も出来るんだ…………」
マネ二郎
「どう致しますか?」
響 (ロンパ)
「あんなにあるんだし買っときましょ」
奏
「お姉ちゃん、バーゲンで理由無く買うタイプでしょ………」
響
「とりあえず買うわよ!お金はあるんだから!」
奏
「しょうがないなぁ…………」
…………
ファイア
「おっといけねェ!麺を切らしちまった!」
鬼瓦
「うちの、使う?」
ファイア
「いや!こんなこともあろうかと2箱分注文しておいたんでぃ、店番頼むで社長!」
或人
「うん、すぐ来てね!」
ファイアは屋台から離れ、路地裏に向かっていった
鉄矢
(材料を取りに行ったか…………今がチャンス!!)
………
ファイアー
「よし、よし………これだけあれば祭りが終わるまでやり切れるでい」
迅
「みーつけた」
ファイアー
「!?」ガシャリ
だがその時、背後から迅が現れてゼツメライザーを取り付け
ファイアー
「アーーーーーッ!!!!」
ファイアー
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