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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 112ページ)
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*73*
逃走中
ザザッ
逃×中
逃走×
×走中
【滅亡迅雷.netに接続】
【××中】
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或人
「滅亡迅雷が………ヒューマギア………」
或人
「嘘だ、そんなはずがない」
滅
「事実だ」
迅
「僕達は、ヒューマギアだけが存在する世界を作るために動いているんだ」
迅
「そして僕達は、人間を滅ぼすために作られた」
滅
「アークは判断した、もはや人類に発展の余地もない、生かしておいても何の役にも立たない」
滅
「絶滅の時が来た、この先はヒューマギアという新生物がこの世界を導いていく」
響
「新生物って………ただのロボットでしょ!?心があるからって、生き物なわけ………」
滅
「【現在のヒューマギア】はそうだろう」
響
「え?」
「思い出したよ、あの時ボクがなんて言ったのか………」
滅
「!」
魔トリョーシカ
「…………久しぶりだね、滅」
滅
「お前は………」
迅
「プロジェクトを抜ける時に居た死なない奴」
魔トリョーシカ
「まぁそんなところだ、昔こんな話をしたはずだ」
魔トリョーシカ
「ヒューマギアに足りないものがある」
滅
「そうだ」
或人
「ヒューマギアに足りないもの?」
魔トリョーシカ
「生き物として足りないもの、それは【進化】だ」
不破
「進化?」
魔トリョーシカ
「そう、生き物っていうのは不思議でね、とても住めないような環境とかでも」
魔トリョーシカ
「時間をかけて適応するように、より便利に進化するんだよ」
魔トリョーシカ
「でもキミたちはただの機械」
魔トリョーシカ
「時が経ったら性能が高い機体が作られて、古い存在はそのまま取り残され、潰される」
魔トリョーシカ
「それにキミたちは相当な旧型だ、ヒューマギアのみの世界を作ったところで…………」
魔トリョーシカ
「居場所はどこにもない」
滅
「全てはアークの意思だ」
魔トリョーシカ
「なるほどね………そのアークとやらの力もとんでもないということが分かった」
魔トリョーシカ
「さっきオーマジオウから連絡が入った」
魔トリョーシカ
「【アークがゲームを乗っ取った】ってね」
或人
「!?」
魔トリョーシカ
「と言っても、メタルメイドウィンが乗っ取られたわけじゃない」
魔トリョーシカ
「だが、たった一体のハンターを用意した」
魔トリョーシカ
「それこそ…………メタルメイドウィン禁断の型番」
魔トリョーシカ
「ゼロメタルメイドウィンを…………」