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休息中【エイプリル企画】(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 41ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 短編 
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生ブスカジ
「ふむふむ………」

月詠
「何してるんですか?」

生ブスカジ
「黒影家のデータ分けです、カーレッジさんの世界、【魔導界】は滅んでしまったので生き残りはこの旅館にしかいないんですよ」

生ブスカジ
「絶滅動物のように希少ですからね」

月詠
「ああ、なるほど………それで今はどんな方が?」

生ブスカジ
「まずメイドウィンであるカーレッジこと【シャドー・メイドウィン・黒影】さん、その妻にして本筋の【シャドー・ルミナ・黒影】と、その兄のヘレン」

生ブスカジ
「ルミナさんと彼から生まれた娘がラミス、と………現在は孫もいる」

松山
「100万年前だとそいつの名は【ジャーク】って名だったよ、名前通りの性格にはならなかったけどな」

月詠
「ラミスさんは何を思って自分の子供にそんな名前を………」

松山
「メイドウィンワールドじゃジャークは【革命の黒】って意味なんだよってあの頃のメイドウィンが言ってた」

月詠
「なんでもあり過ぎて頭痛くなってきた、温泉入ってきます」

生ブスカジ
「…………しかし、【この時代】の孫のデータがちっともありませんね?」

松山
「そりゃそうだ、俺がヘレンに頼まれて隠蔽しといたからな」

生ブスカジ
「ほう?」


…………

セーギ
「な、な、なな………」


「え、嘘………誰、これ………」

「ふっ、ようやく我が力を時空に顕現する時が来たようだな…………」


ラミス
「えーと………旦那は今ドラゴン留学に行って留守だから私が説明すると………」


ラミス
「私の孫の………【バーンナイト・バンドラ・黒影】………現在9歳」

バンドラ
「ふ、その顔つきは我が黒の魔術師の一族と同じものだな………?どこから来た?」

ジャーク
「えーと………過去」

バンドラ
「遠い過去からの救世主か………だが必要ない、この龍炎王たる我が居る限りな!」

セーギ
「こ、これがあの人の孫かよっ!!?信じられねぇ!!」


「そちらの時代だともっと穏やかだったんですね………あ、申し遅れました、私は宅地雪といいます」


「ラミスさんとは異母姉妹のようなものと思ってください」

セーギ
「異母姉妹?俺らの時代にはお前みたいなのいなかったな」

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