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*26*
大地
「あぶー」
雪
「あ、この子が私の子、大地っていうんだ」
セーギ
「ほー………」
カーレッジ
「………まさか、メイドウィンの孫が3人も現れるとはな」
雪
「でも、貴方の孫でもあるんですよ」
カーレッジ
「ルミナの相手にふさわしいのはメイドウィンだ、俺じゃない」
雪
「…………でも、黒影も同じことを言うと思うんだ」
カーレッジ
「お前にアイツの何が分かる…………!!?」
大地
「……………ふええ」
カーレッジ
「ああ…………悪かった」
雪
「いや、こっちも無責任だったよ………」
セーギ
「あの爺さんはそんなに大切な存在なのか?」
カーレッジ
「そうだ、お前らが死んだ後もたった1人で座っていたんだ」
カーレッジ
「お前らが来てくれて本当に良かった、あいつの世界を作り直す足掛かりが……100万年かけて、ようやく手に入ったんだ」
カーレッジ
「たとえ時空の法律に反するとしても俺は………黒影を………いや」
【100万年に存在したメイドウィンワールドを甦らせる…………!!】
………
バンドラ
「うむ、聞きそびれたことがあった………貴様、歳はどのくらいだ?」
ジャーク
「…………17、ですけど」
バンドラ
「ふむ、我より下から、我は9超えて645764歳だ、気軽に兄上と呼んでくれて構わ」
バンドラの真横に金棒が注がれる
セーギ
「…………どう見たってこいつより年下だろうが、ジャークに向かって………舐めた口聞いてんじゃねぇぞてめぇ…………」
バンドラ
「む、なんだ…………我に喧嘩を売っているようだが………無駄だということを証明してやらんと気がすまん」
カーレッジ
「…………ん?」
雪
「まずい!!止めるんだバンドラ君!!」
バンドラ
「【イグニッション・オラクル】!!」
………
桃
「6と8のフルハウス」
Konakun
「ストレートフラッシュ!」
エイジア
「9のフォーカード!」
土方
「ちっ………ブタだ」
ドゴォォォンッ!!
エイジア
「………なんだ!?」
土方
「また喧嘩でもしてんだろ、この旅館じゃ良くあることだ」
エイジア
「ちょっと様子を見に行ってくる」