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*35*
突如、襖が切り落とされる
からあげ
「今度は何!?」
不破
「敵か!?」【バレット!】
不破
「うおおおおおお!!!」(メキメキメキッ!!)
「待って、僕は別に戦いに来たわけじゃないの」
カーレッジ
「…………この声、まさか」
カーレッジ
「そんなはず、が」
「そんなはず、なの」
「突然なんだ、【転生して】って映姫様からの願いで」
カーレッジ
「つるぎちゃん………なのか?」
剣
「うん、たくっちスノーのリセットの時以来………かな」
雪
「つ……剣さん!!?」
たくっちスノー
「黒影剣!?」
月詠
「はい!!?じゃ、じゃあこの人があの例のプロジェクトで作ろうとした………」
生ブスカジ
「黒影剣………ですか」
からあげ
「なんの話してるん?」
Konakun
「後で説明するわ………」
カーレッジ
「…………どうやって生き返った」
剣
「僕もよく分からないんだ、今更になって映姫様が転生してもいいって言い出したんだ、何千万年もこもってた僕を」
たくっちスノー
「え?剣さんって幻想郷の閻魔のところ居たんですか?」
剣
「まぁ、そうなるかな」
たくっちスノー
「ちょっとあの人通して映姫さんに聞いてみます!」
〜5分後〜
たくっちスノー
「あの人曰く」
映姫
【カーレッジ・フレインが錬成している中剣を戻してしまうと、良からぬ影響を及ぼしてしまうのですよ、魂が】
映姫
【ですが今はカーレッジの力も抑制され自由を失っています、そろそろ貴方を地上に戻してもいい頃合いでしょう】
たくっちスノー
「との事。」
カーレッジ
「閻魔の言う通り、また剣が出来ていたらどうなっていたやら……特に、たくっちスノーと会う前の俺なら」
剣
「他人事みたいに言わないでよ、君のせいで僕はずっと暇だったんだよ?」
カーレッジ
「それは悪いことしたな、俺には関わらん方がいい」
剣
「………………フッといてなんだけどさ、もっと喜ばないの?ずっと、ずっと僕を待ってたんだよね?」
カーレッジ
「待っていたな、その為にプロジェクトまで立ち上げて大勢に迷惑をかけた」
カーレッジ
「俺はもう誰かを愛することはやめたんだ」
剣
「………そう」