完結小説図書館
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*13*
アリスは6人の覆面男をクレイジー・ダイヤモンドを囲う形で呼び出す
アリス
「………数は1から6まで、計6人のスタンドの集合体、それがスペシャルズ」
アリス
「さっき止めたみたいに、意思疎通も可能なの」
たくっちスノー
「実質6人のSPがついてるようなものか………」
ローズマリー
「今のは私もヒヤヒヤしたぞ………喧嘩騒ぎだけはよしてくれよ」
治療が完了したおそ松は寝転がって4つの座席を1人で占領する
おそ松
「分かった分かった、金だけ掴み取ってさっさと1人で使い込むからさ」
たくっちスノー
「こいつ、設定で見た通りのクズだな‥……」
【次は東都、東都、仮面ライダービルドのもう1つの世界に到着しました。】
たくっちスノー
「もう1つってことは……」
扉が閉まり、スーツが良く似合う髭面の男性がガイドブックを開きながらゆっくり座る
たくっちスノー
「氷室幻徳………の、原作じゃない方!」
ローズマリー
「氷室さん!」
原作じゃない方、彼をわざわざこう呼ぶのには訳がある
というのも、この小説における【仮面ライダービルド】は原作が完結していないにも関わらず大筋を終わらせてしまい、殆どのキャラが原作とキャラ設定が食い違う結果となってしまったのだ
今ここにいる氷室幻徳もそうだ、無能ムーブは見せていたがコネ設定は無かった為正真正銘の秀才である
彼に関して詳しいことは【時空監理局外伝牙組】【ざくアクZ2】を参照
幻徳
「ローズマリー参謀とたくっちスノーか、我々プロジェクトビルドも企業の確認をしておきたくてな、俺自ら下見がてらに参加というわけだ」
たくっちスノー
「仕事熱心だな、おい」
おそ松
「それはいいけどさぁ、一体いつになったら到着すんだよぉ?」
イクサー3
「ちょっと飽きてきたかも〜」
ローズマリー
「確かに、逃走中までこんなに長いのか?」
たくっちスノー
「もうちょっとのはずだが……」
【次は〜、未開の星、未開の星、プラネット・ウィズの世界に到着しました】
たくっちスノー
「プラネット・ウィズ?」
幻徳
「設定の支配者ともあろう存在が、知らぬと?」
たくっちスノー
「そうじゃねぇよ、珍しいな〜って」
ガラッ
「あ、結構集まってるな………初めまして、俺は虎居(とらい)英雄(ひでお)といいます、今日は正々堂々、楽しいゲームにしたい」
英雄
「こっちは俺の友達の熊代晴海さん」
晴海
「よ、よろしくお願いします」
英雄と晴海は残った席に座り、たくっちスノーのみだった時は空席ばかりだった座席が殆ど埋め尽くされていった
たくっちスノー
(………なんか、やっと普通っぽい人が来たな)
スパイダーマン
(なるほど………あれが現代の日本人なんだ)
アリス
(………あの人、もしかしたら)