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*44*
86:14
Konakun
「あ、そうだ、そっちはメイドウィンブラスト‥‥‥ほら、必殺技みたいなの、どんなのが使えるんすか?」
エイジア
「え?ああ、アレか‥‥‥魔人のオーラを纏って属性攻撃が出来るんだ」
ピッフィー
「はえーすっごい、ワイ回転しか出来ないからあんま目立てないかもしれへん」
エイジア
「‥‥‥‥そうだ、氷のオーラで蜘蛛を凍結させよう、そこからゆっくりと鍵を回収するんだ!」
エイジア
「「氷の魔神よ・・・その氷結の力を俺に貸したまえ!!」
エイジアは氷の力でロボットの足を凍結させて動きを止め、ガラスケースに近付いていく
ピッフィー
「あっ、行ったらアカン!!上や!!」
エイジア
「何!?」
その時ガラスケースの上から巨大な蜘蛛が飛び出し、近くで固まっているロボットを弾き飛ばしながら暴れ、エイジアは咄嗟に後ろに下がるその勢いで氷が壊れ、ロボットが音に反応して大蜘蛛に襲い掛かるが、為す術もなく爪で引き潰されてしまった
エイジア
「あ、危なかった‥‥‥‥」
Konakun
「強い‥‥‥なんや、あの蜘蛛!?」
ピッフィー
「よう分からんけど‥‥‥‥怒っとるのは間違いないな!」
ピッフィー
「流星!!」
ピッフィーは回転を混ぜた蹴りで大蜘蛛の足を狙い、転ばせる‥‥‥その隙にエイジアが篭手でガラスケースを叩き割り、鍵を回収する
エイジア
「鍵は俺が運ぶ!そっちは逃走者の皆にこの事を知らせるんだ!!」
ピッフィー
「了解や!!」
3人はバラバラになって走り、大蜘蛛は幹に糸をまきつけ、木の上へと登っていく
ピッフィーとKonakunはメールで逃走者達に蜘蛛の情報を送る
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状況【突然現れた凶暴蜘蛛】
ミッションの最中、大きな蜘蛛が現れミッション用のロボットを破壊して暴れ始めた。
気が立っているようで見境なく攻撃し、毒を撒き散らしている
大きさは約3000メートル、危険なので近付かないように。
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かばん
「‥‥‥‥大蜘蛛、か」
晴香
「社長、話が違うじゃないですか 」
かばん
「わたしだってこんなことは想定していなかった」
晴香
「‥‥‥‥情報だと、インセク島の昆虫達は我々人類より大きい個体はいても、人間を襲うことは無いと‥‥‥それに!」
晴香
「地面の中には人骨が埋まっていたんですよ!?」
かばん
「‥‥‥‥その話、詳しく聞かせてくれないかな?」
かばん
「あと、その事は誰にも漏らさないように、ベルゼルグにもだ」