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MM逃走中 〜黄金伝説と昆虫の島〜『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 90ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 魔石商編 
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86:14

Konakun
「あ、そうだ、そっちはメイドウィンブラスト‥‥‥ほら、必殺技みたいなの、どんなのが使えるんすか?」

エイジア
「え?ああ、アレか‥‥‥魔人のオーラを纏って属性攻撃が出来るんだ」

ピッフィー
「はえーすっごい、ワイ回転しか出来ないからあんま目立てないかもしれへん」

エイジア
「‥‥‥‥そうだ、氷のオーラで蜘蛛を凍結させよう、そこからゆっくりと鍵を回収するんだ!」

エイジア
「「氷の魔神よ・・・その氷結の力を俺に貸したまえ!!」

エイジアは氷の力でロボットの足を凍結させて動きを止め、ガラスケースに近付いていく


ピッフィー
「あっ、行ったらアカン!!上や!!」


エイジア
「何!?」


その時ガラスケースの上から巨大な蜘蛛が飛び出し、近くで固まっているロボットを弾き飛ばしながら暴れ、エイジアは咄嗟に後ろに下がるその勢いで氷が壊れ、ロボットが音に反応して大蜘蛛に襲い掛かるが、為す術もなく爪で引き潰されてしまった

エイジア
「あ、危なかった‥‥‥‥」

Konakun
「強い‥‥‥なんや、あの蜘蛛!?」

ピッフィー
「よう分からんけど‥‥‥‥怒っとるのは間違いないな!」


ピッフィー
「流星!!」

ピッフィーは回転を混ぜた蹴りで大蜘蛛の足を狙い、転ばせる‥‥‥その隙にエイジアが篭手でガラスケースを叩き割り、鍵を回収する


エイジア
「鍵は俺が運ぶ!そっちは逃走者の皆にこの事を知らせるんだ!!」

ピッフィー
「了解や!!」

3人はバラバラになって走り、大蜘蛛は幹に糸をまきつけ、木の上へと登っていく

ピッフィーとKonakunはメールで逃走者達に蜘蛛の情報を送る

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状況【突然現れた凶暴蜘蛛】
ミッションの最中、大きな蜘蛛が現れミッション用のロボットを破壊して暴れ始めた。
気が立っているようで見境なく攻撃し、毒を撒き散らしている
大きさは約3000メートル、危険なので近付かないように。
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かばん
「‥‥‥‥大蜘蛛、か」


晴香
「社長、話が違うじゃないですか 」

かばん
「わたしだってこんなことは想定していなかった」

晴香
「‥‥‥‥情報だと、インセク島の昆虫達は我々人類より大きい個体はいても、人間を襲うことは無いと‥‥‥それに!」


晴香
「地面の中には人骨が埋まっていたんですよ!?」


かばん
「‥‥‥‥その話、詳しく聞かせてくれないかな?」

かばん
「あと、その事は誰にも漏らさないように、ベルゼルグにもだ」

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