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MM逃走中 〜黄金伝説と昆虫の島〜『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 90ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 魔石商編 
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*53*

【牢獄トーク】

転子
「あっ、猟虫」

ローズマリー
「どうやら誰かの虫が捕まったみたいだ」

仗助
「おっ、クワガタか………て、お前あの時の!!」

おそ松
「あっ!!お前あの……ムグッ」

ローズマリーがおそ松の口を掴み、檻にいやる

ローズマリー
(列車内のアレを忘れたのか!?)

おそ松
(だ、だってあんな髪型指摘しないと失礼だろ、アレをカッコイイなんて、カラ松じゃないんだから………いや、いくらあいつでもリーゼントはやんないか、いや言いくるめたらやってくれるかな?)

おそ松
「くそぉ!!俺の100万が!!」

転子
(これだから男死は…………また誰か女性が来てくれませんかねー)

………

81:49

英雄と晴海は念動装甲を放ったばかりで体力も少なく、草陰で休息を取っていた

晴海
「…………ふぅ、さっきは大変でしたね」

英雄
「まだこれからさ、気を抜くのは……逃走中が終わったあとにしよう」

晴海
「はい………あの、虎居さん、一応これ賞金があるみたいですけど」

晴海
「手に入れたら何に使います?」

英雄
「…………そうだな、俺は10万円だけあればいいかな、財布にはそれくらい入ってるのがちょうどいい」

晴海
「残りの90万円は?」

英雄
「募金とか、寄付とか………助けが必要な人達の為に使おうと思う」


英雄
「………って言っても、まだ勝てると決まったわけじゃないんだけどね、熊代は?」

晴海
「………私も、虎居さんと同じことに使おうと思います」

英雄
「…………そうか、俺達はそういうのが似合ってるのかもな」

晴海
「そうですね」

英雄と晴海は思いを胸に立ち上がり、再び逃走中へと戻っていく………

英雄と晴海の使い道
【貧しい人達へ支援】

………

アントマン
「虫の声が聞こえなかった?」

ゴン太
「そうなんだ………あの蜘蛛さんだけ何の声も聞こえなかった、音はしていた」

アントマン
「声ってどんな?ガーーッとか?それともギュイーーンッとか?」

ゴン太
「ぶおーーーんって感じかな……」

アントマン
(全然分からん)

アントマン
「イクサー3とかいうやつも似たようなことを言っていたな………もしかしたらアレ、虫ではないのか?」

ゴン太
「ええっ!?虫じゃないの!?」


アントマン
「…………かもしれない」

アントマン
(だが…………あのベルゼルグとアドベントってやつは何か知っていそうだ、この島の何かを………)


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