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MM逃走中 〜黄金伝説と昆虫の島〜『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 90ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 魔石商編 
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*54*

かばん
(………ああ、最近のわたしは本当に、上手くいかないな)


かばん
(あの時、君を失ってからというもの………わたしは………ふりだしに戻れた程度だったよ)

かばん
「……………それでも、ぼくは君に会いたいんだ」

かばん
「たった100万、されど100万」

かばん
「本来企画者側である企業の社長が逃走中に出るなんて暴挙かもしれないが…………」




かばん
「ぼくにはどうしてもやらないといけないことがあるんだ!!」

【かばんの使い道】
【???】


【かばんちゃん】には大切なものがあった。

かばんちゃんは数多くのものを失った。

【かばん】は持てる技術で失ったものを取り戻した

かばんはもう一度、大切なものに手を伸ばした


しかし、帰ってくることはなかった


それでもかばんは諦めなかった

それこそが自分の使命のようにも思えたから。
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80:43

たくっちスノー
「ちっ、やっぱハンターいたのか………逃げられたのはいいけど猟虫失っちまったな………」

ゾンビ娘
「新システムが息してないな」

たくっちスノー
「新システム失敗だったかなー……やっぱり逃走者が色んな能力使う方が書きやすい気がするわ」

ゾンビ娘
「私もコレ全然懐かないし使わない方が楽だ」

たくっちスノー
「よし、俺ちょっくら猟虫回収してくる」

ゾンビ娘
「いってらっしゃい」

…………一方、のび太達は

スネ夫は先程まで命の危機だっただけあり、のび太に対して怒鳴り散らしていた

スネ夫
「の、のび太!お前なんでドラえもんを連れてこなかったんだよ!」

のび太
「そ、そんな事言われてもしょうがないだろ!?」

のび太
「もう乗っちゃったんだもの!」

スネ夫
「…………まぁ、そうだけど、さ」

のび太
「………それにさ、なんかあの列車を見て………不思議と乗っちゃったんだよ、その時は用があったわけでもないのに」

スネ夫
「そういえば僕もそうだ…………うーん、なんで僕らあの列車に乗ったんだろ?」

のび太
「………分かんないや」

スネ夫
「…………ボクちゃん決めた!100万より身の安全の方が大事だ!」


スネ夫
「捕まりに行く!!」

のび太
「えーーーーー!!?」

………そして、アドベント達は

アドベント
「はははー!!本当に森と虫しかない島だなぁ、ここは!」

ナオキ
「ええ、僕達を刺したりしないだけまだありがたいですが………」

ロア
「ん?あれなんだ?」

木の影に金色に光る何かが見えた

ナオキ
「もしかして黄金!?」

アドベント
「よし!」

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