コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。 
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- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(175) ( No.181 )
- 日時: 2015/04/21 22:02
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 「あっ。それから、ルナがやってくれてる、あのみんなへの記憶消去のことは?」 
 「そうだったな、ハック。ちなみにさ、人間界の支配者にやらせるんだったよね」
 「あっ、その人なら、僕は会ったことがあるよ」
 「え?」
 「3年前たまたま僕からぶつかってきて・・・そいつが人間界の支配者だよ。もちろん一般的な日本人だった。でも容姿はちょっとチャラいからそう感じさせないけどさ。でも境遇はケンと似てるし・・・まあ、いずれ会うんじゃないかな?」
 「そうか、その証拠に僕はすでに五つの世界の支配者の1人に出会ってるからね」
 しかし、お互い密接した世界だし、いつか会えるんじゃないのかな。
 そう思って僕らは家路に着いた。
 「ただいま!!!」
 「ハック!熊本君!!」
 「すまない・・・ちょっとばかり帰りが遅くなった」
 ハックは頬をかいて心配させたことをわびてる。
 「霄、僕はある人物とであったんだ」
 「誰なんだそれは?」
 「ケンの友人の桃香って女の子だよ」
 「近頃風は吹き荒れっぱなしだし、いろんなことが起きててもう散々。僕らだって本当はぐっすり寝たいよ」
 「おっと、夕飯の準備ができたようだ。さ、みんなで食べようぜ」
 「OK!!」
 19時、僕らはついに夕食にありつけた。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(176) ( No.182 )
- 日時: 2015/04/25 23:54
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 20時・・・ 
 僕らはゆっくりしていた。
 「ゆっくり煎茶でも飲んで落ち着こうぜ」
 僕とハックはお茶を点てるための湯を沸かしていた。
 ピンポーン。
 チャイムが鳴った。
 あ、これはもしかして桃香なのかな?
 「お久しぶりです。ぬらりひょん様」
 「おいおい、桃香さん。ついさっき一緒にいたじゃないですか」
 「そうだよ」
 「あ、そうですね」
 やっぱり美少女やなぁ。
 「この子、ずーっと寝言で兄弟のことはなしてましたよ?」
 「そうか。もうそろそろ起きろ、雷」
 ハックが起こしてやる。
 中2の兄としてだな。
 「う、う〜ん」
 雷が目を覚ました。
 僕のほうを目をやる。
 「熊本・・・健太郎に・・・阿蘇宮・・・篤・・・・」
 「ああそうだよ、もうそろそろいいだろ?桃香を開放してやれ」
 「桃香?」
 「ああ、お前を抱っこしてるお姉さんのことだよ」
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(177) ( No.183 )
- 日時: 2015/04/26 22:25
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 「君が・・・?」 
 「そうだよ、姉妹たちみんな心配してるんだ」
 「え?」
 桃香を解放すると、言われるがままに周りに見渡す。
 「ほんとだ・・・みんなのにおいがする」
 「おやおやぁ、雷ちゃんじゃない?」
 露が声をかける。
 雷は堪えきれずに涙を流し、靴のまま露に抱きついた。
 ハックはとっさに靴を脱がせる。
 やっぱりハックは苦労人なんだなぁ。
 「すみませんね。こいつのためにいろいろ苦労させちゃって」
 ハックが雷に変わって謝る。
 「いいえ、皆さんのお役立ててありがたいです♪」
 「あれ、敬語になってない?僕は後輩なんでため口でもいいのに」
 「いえ、ぬらりひょん様は私のヒーローで、その関係者もなんかちょっと・・恐れ多くて・・・」
 「そうか。あ、もうそろそろ時間だな。もう変える時間だし、送っていこうか?」
 「い、いえ私、ここの地域は詳しいんで1人でも大丈夫です」
 「そうか。それじゃあ」
 「さようなら」
 「うん、じゃあな」
 そして23時・・・
 僕は空を見上げていた。
 澪が何かあったのかなと思って僕に駆け寄る。
 「どうしたの?」
 「澪、大魔王はもう護衛役全員投下しちゃったんでしょ?」
 「そうよ。それがどうしたっていうの?」
 「次の刺客は誰になるんだろうなって・・・」
 「私もそれは分からないわね」
 「そうだよな」
 僕はまだ知らなかった・・・
 僕の新章が始まろうとしていることを。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(178) ( No.184 )
- 日時: 2015/04/27 22:18
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 体育祭1ヶ月前・・・ 
 僕らはとりあえず体力やら技術をつけるために午前中はジョギングとかに専念していた。
 体育祭に勝ちたいからね。
 「熊本君。変態軍団とか何とかって言う人たちって何者なの?」
 霊が僕に訊いてきた。
 「そうだな。僕らと同様小等部からずっと同学年・同クラスであり続けたしょうもない連中のことさ」
 「ふうん。どうして、そんなに勝ちたいの?」
 「そうだな。あいつらを勝たせちゃったらあいつらつけ上がるだろ?それで、暴走起こして犯罪に手を染めかねないからね。友達としてそれは止めなきゃいけないからね」
 「へぇ。やっぱり熊本君は友達思いなんだね」
 僕はちょっと恥ずかしかった。
 「そ、そうかな。僕はここらでちょっとジョギングしてくるから」
 「いってらっしゃい!皆」
 そんな僕を霊は見送った。
 (ようし、あたしもがんばらなきゃ!)
 霊は僕の後を駆けていった。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(179) ( No.185 )
- 日時: 2015/04/27 22:54
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 京都府の夏は暑い。 
 最高気温が30℃越えというときもある。
 でも今年は違った。
 なぜなら台風がいっぱい来たから、8月16日の最高気温は30℃ぐらいですんだ。
 雪もこの雨に参ってるようだ。
 「雪、どうかした?」
 「どうしたもこうしたも、最近雨ばっかりで元気が出ないんだよねぇ」
 え?
 どうして悪魔が雨となるといやなんだ?
 「それはさ、雨が降るとちょっとばかり外に出られないんだよね」
 そういうこと!?
 「まあ分かったよ。今日は確かに雨だけど、いつかは晴れるから」
 「晴れるって・・・いつ?」
 ぬけぬけとそんなこと訊く雪。
 テレビをつけてデータ放送をチェックする。
 「ううんと・・・19日は晴れるって」
 「そうなの?京都の街並み見てみたいな」
 「そうか。じゃあ、19日は京都一周に充てようか」
 19日は皆練習もあるし、この日は位は京都一周に充てよう。
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