コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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空色ばいく
日時: 2009/12/13 16:44
名前: チュチュ (ID: lyYROhnH)

お久しぶりのチュチュですッッ♪

私の記念すべき一作目の『レモン色』が
見事に消されてた(??)みたいです;;

せっかく頑張ってたのになぁ・・・と
少し落ち込んでましたが、この度復活です★☆

二作目は『空色ばいく』ですッッ
漫画っぽい仕上がりになってたら嬉しいですね^^

『レモン色』を応援して下さってた方には
本当に申し訳ないですが、一端打ち切りします
ゆきみチャンや風一君にもう一度会いたいので
いつか、復活したいと思ってます(∀)ノ

それでは、皆様、改めてよろしくお願いしますッ!!
頑張りますッッ><

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Re: 空色ばいく ( No.14 )
日時: 2009/12/15 17:21
名前: チュチュ (ID: 7hsLkTT7)

***お客様***

私が落ちた後に二人もお客様がッッ!!
二人ともありがとうッッ><

未来様>>もったいないお言葉ありがとぅ♪ 
   すっごい嬉しいです^^

エミィ様>>安芸返し→(使い方おかしい??・・・)
   頑張って更新するねッ☆★

Re: 空色ばいく ( No.15 )
日時: 2009/12/15 17:49
名前: チュチュ (ID: 7hsLkTT7)

こ・・・言葉が出ない。
できればここから飛び降りたい・・・

怖い・・・怖すぎる!!!

「キャァァァアァァア!!!!」

「しっかりつかまってろよ!とばすぜ!!」

「嫌っっ!!やめてぇぇえ!!!」


必死に彼の背中にしがみつく。
とばしすぎだ。
彼は頭がどこかおかしいのではないかと真剣に思う。


「風になったみたいだろ??気持ちよくね??」

答える余裕はない。しがみつくだけで精一杯だ。

「お、アレ、アンタの家か?」

スピードをおとしてくれた。

「え・・・・、あ・・・あれ・・違うけど・・この・・・近くだから
・・・もう大丈夫・・。ありがと。」

「大丈夫かよ?悪い、いつもの癖でさ。
とばすのって気持ちいいもんだろ?
チャリより良かっただろ???」

「良くないっっ!!怖すぎだよっっ!!私、初めて
ジェットコースターより怖いの乗ったよ。」

「はははっっ!!お前のチャリは俺が処分して
日曜に金払うよ。家にくるから。」

「いやっ、家じゃなくて、あの場所にしよ。」

「何で?」

「私っ、あの場所が好きなの。
日曜はあの海が見えるカーブでよくいるから。」

「ふーん。アンタもよく遠いとこまでいくな。」

「だって、好きだから。」

「そんじゃな。」

「えっ。」

「何だよ?」

「・・・ううん。何でもないよ。」

「あっそ。じゃ、日曜にな。昼頃に。」

「うん。ありがとう。送ってくれて。」

「あぁ、ま、当然のことだよ。じゃあ。」



彼はいってしまった。
今度こそ本当に。

少しだけ、安心したような、だけど寂しいような、
そんな不思議な感覚。

(まさか・・・これが恋なの?)

あの『ドキッ』もこの気持ちも。

(だけど、まさかね。そんなはずない。
だって、初恋の人があんな不良っぽい人だなんて。)

まだ、どこかで響いてる。


それを忘れさせるように風が強く背中を押した。

Re: 空色ばいく ( No.16 )
日時: 2009/12/16 17:39
名前: 未来 (ID: 655/38A9)

安芸wwwww

Re: 空色ばいく ( No.17 )
日時: 2009/12/17 16:56
名前: チュチュ (ID: LQdao1mG)

未来様>>来てくれてありがとww
   ちょっとだけ更新しました(〃∀)
   私も今後の二人が気になりマスーー><

Re: 空色ばいく ( No.18 )
日時: 2009/12/19 21:51
名前: チュチュ (ID: zjmgeTG7)

「空色ちゃん、どうしたの?手がとまってるわ。」

「あっ、すみません。気をつけます。」

ケーキ屋は定休日とはいえ、この間に生地やクリーム
などの準備をしなければならない。

「疲れているのね。ごめんね?菜穂が風邪でね、
こまりちゃんのおむかえは私が行くわ。」

「いつもすいません。」

「あら、それは言わない約束でしょう?」

「あっ、そうでしたね。ふふっ。」

「空色ちゃん。じゃぁ、生地ができたらもう
お休みしてね。これからずっと。」

「え?」

「ふふふ。大事なお話があるのよ。
それは主人が帰ってきてからにするわね。」

(??・・・どういうことなの??)

嫌な予感といい予感がする。
おばの口調からするといい知らせなのかもしれない。
だが、最悪の知らせが待ち受けている。

・・・・としたら、胸がさわさわして
不安でしかたなかった。

ケーキの生地はきつね色で柔らかく甘い香りを
はなっている。

「じゃぁ、菜穂の面倒を見てくるわ。
あとはよろしくね。」

「はいっ。お疲れ様でした!」

「お疲れ様っ。」


ケーキ屋は私の部屋のすぐ横にある。
言い忘れていたが、おばは家を三軒もっている。
同じ敷地内に、一番立派な家と
少し小さいが、綺麗な家。
そして、もう一つは小さなケーキ屋だ。

私達は少し小さな家を貸して貰い暮らしている。
おばには本当にお世話になりっぱなしだった。

私の母がおばの姉だ。
『桜ヶ丘』の家柄は元華族の立派な家柄だった。
私の実家は今は空き家だがかなり立派な屋敷だ。

初めておばの家に来たときは嫌な目でみられる
と思っていた。

だが、違った。
笑顔で優しく迎え入れてくれたのだ。
そして、高校に進学させてあげられないと
いうことに涙してくれた。

(おばさんには、感謝しても感謝しきれないわね。)

ふと、窓の空をみる。
真っ白な雲が優しく空を包んでいた。


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