コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- しつ恋
- 日時: 2010/06/29 11:54
- 名前: 蒼雅 ◆CwIDAY6e/I (ID: kx1LgPV4)
- 参照: http://loveandstar.blog27.fc2.com/
どーも、蒼雅です。
恋愛小説は不向きなのですが、かいてみます。
暇で仕方がない方、まぁ、見てもいっか、という広い心の持ち主の方どうぞ。
まぁ、まず、あらすじだけでもどうぞ↓
あらすじ:麻村梨乃は小学校時代を独りで過ごしていた。
中学生になっても、独りは続いた。
しかし、進級したと同時に、梨乃とは正反対の性格のうるさい男子が現れた。
名前は井野本空。
なぜか、空は梨乃にしつこく付きまとう。
その理由とは……。
(終了)
うん、グダグダですね。
では、どうぞ〜。
目次
プロローグ>>001
登場人物>>002
01>>003 02>>004 03>>009 04>>016 05>>017
06>>020 07>>022 08>>025 09>>029 10>>034
- Re: しつ恋 ( No.33 )
- 日時: 2010/06/24 15:18
- 名前: 香織 ◆r/1KAORIEk (ID: ZclW4bYA)
- 参照: http://happylovelife612.blog27.fc2.com/
>>32
野球(?)のことはよくわからんお〜((ぁ
龍夜康義が、孝文辰雅との4人組で
オリックスの試合みにいったことくらいしか
うちの家族は、野球と縁がない((
ブログで愚痴った例のあの人の名前w
- Re: しつ恋 ( No.34 )
- 日時: 2010/06/24 15:30
- 名前: 蒼雅 ◆CwIDAY6e/I (ID: kx1LgPV4)
- 参照: http://loveandstar.blog27.fc2.com/
10 *秘密で約束の場所
「終わり……」
宿題・復習・予習も全て終わった。
時計を手にとる。
帰ってきてからすぐやったから、かれこれ……二時間半やったのか?
ま、早かったほうだな。
帰ってきてから……、やる気があればしよう。
わたしは椅子から立ち上がり、制服から私服に着替えた。
さっきまでずっと制服……。
結構暑かった。
私服は楽なものを来た。
Tシャツに薄い長袖のカーディガンに、ショートパンツ。
ショーパンは……ちょっと寒いけど、楽だから許す。
まぁ……流行に流されてるみたいで、ちょっと嫌なんだけどね。
お金を持って、外に出た。
_
「ありがとうございましたー」
丁度欲しかった物が買えた。
シュシュや、ピン止め。
髪はそれほど長くは無いが、とにかく目線の先に落ちるので嫌だ。
今まで使ってたやつはボロボロだし……。
「あ……」
夕日が目に入った。
もの凄く綺麗だ。
今からあそこに行けば、もっと綺麗に見えるかもしれない……。
わたしは走り出した。
かなり走ったので、息が上がる。
でも、ベストタイミングだった。
この場所……ずっと前に見つけた、わたし一人だけが知っている場所。
誰も人がいなくて、建物が邪魔にならなくて、木がいっぱいあって、少し斜面が斜めになって、青草が生えているところ……。
わたしはその草の上にしゃがんで夕日を見た。
暇だったり、悲しかったり、嬉しい時、いつもここにきていた。
見つけてから……七年になるかな?
「あれ……?」
聞き覚えのある声がした。
振り返って、その人を見た瞬間、ドキンと心臓が跳ね上がった。
井野本だ。
「麻村じゃん……。お前、この場所知っていたんだ」
「……」
無言で返した。
そして、そのまま夕日を見た。
夕日は半分以上、沈んでいた。
「なぁーんだ、オレだけの秘密の場所じゃなかったんだ」
井野本はつまらなそうに呟いた。
わたしはスクッと立ち上がった。
「そう、それは失礼。じゃ、帰る」
ずっとここにいたいけど……。
ま、仕方ないか。
わたしは帰ろうとする。
と、そのとき。
「あ、別に帰らなくたっていいじゃんかっ」
井野本はわたしの手首を掴んだ。
今までにもなく、心臓が跳ね上がる。
振り返って、井野本の顔を見てみる。
夕日に照らされて赤いのか、赤面してるのかわからない。
でも、とにかく、その顔にさらにドキッとなった。
「一緒に……いようぜ。そ、その……用事が無ければ、だけどさ……」
井野本は手を離した。
下を向いて、俯いている。
わたしはしばらく硬直していた。
掴まれたところをさする。
今頃……わたしは顔が赤いだろう。
って、恋はしないって言ったんじゃないの!?
自分で自分をつっこむ。
わたしはため息をついた。
「わかった……。いいよ」
井野本の顔が輝いたように見えた。
わたしはさっき座っていた場所に戻って、体育座りをした。
井野本はわたしの隣に座った。
隣っていっても……少し離れているけどさ。
でも、その隙間がわたしを切なくさせる。
夕日に視線を戻すけども、やっぱり井野本に目線がいっちゃう……。
あぁ、どうしたらいいの……?
その瞬間、目が合った。
バッチリ。
わたしは慌てて視線を逸らす。
井野本もだ。
心臓がずっとドキドキいっている。
恋って怖い。
自分の人格を変えてしまうし、突然だから怖い。
あぁ、もう本当にどうしよう。
夕日が沈みかけたときだった。
「あのさ……ここ、俺らだけの秘密の場所にしない?」
「え……?」
「俺ら二人の秘密の場所……!」
二人の、という所にドキッとした。
わたしゃあ、変態か。
「絶対に誰にも言わないように!約束だ!」
井野本は小指を出してきた。
指きりげんまん……か。
幼稚園の頃……よくやってたっけ?
とりあえず、無視するのもあれなんで、わたしも小指をだした。
「指きりげんまん、嘘ついたら針千本のーます、指切った!」
パッと指を離した。
わたしは我を忘れて、井野本を見つめる。
ハッとして、顔をそむける。
めっちゃ……がん見してた……。
井野本も見てたし……。
夕日が沈んでからもわたしと井野本はずっとそこにいた。
- Re: しつ恋 ( No.35 )
- 日時: 2010/06/24 15:32
- 名前: 蒼雅 ◆CwIDAY6e/I (ID: kx1LgPV4)
- 参照: http://loveandstar.blog27.fc2.com/
指きりげんまんって、たしか地方で違うとか聞いたことがある……。
違うのかな〜wwww
ま、どうでもいいやw
- Re: しつ恋 ( No.36 )
- 日時: 2010/06/29 18:18
- 名前: 蒼雅 ◆CwIDAY6e/I (ID: kx1LgPV4)
- 参照: 月・水・金は多分来ません〜。あ、もしかしたらたまに日曜も来ないかもw
11 *
「はぁ〜……」
今日いろいろあって、疲れたわたしは、ベッドに身を投げた。
井野本はわたしの家まで、何故か送ってくれたし……。
う、嬉しかったけどさ……。
でも、やっぱりそういう自分を許さない自分もいる。
わたしは……どっちなんだろうか……。
「もう……いいや……」
もうどうでもよくなってきた。
無駄な事にエネルギーを使うのは、くだらなく思ってきた。
わたしは、一階に行って一人で食事を済ませた。
……親は、わたしに楽させようとして、共働きで朝から晩まで働きづめ……。
まぁ、そのおかげで少しお小遣い、多めにくれたりするんだけど……。
やっぱり、家族と一緒にいたいよ。
ここんとこ、ずっと両親の顔を見てない。
元気かどうかもわからない……。
わたしのことを本当に愛してくれてるかどうかもわからない……。
「くだらないっ……」
なぜかポロリと言葉が出てしまった。
ま、きっと親は、わたしを楽させようなんて、思ってもみないだろ。
わたしのことなんて、どうでもいいさ。
くだらないこと、思ってないで、さっさとお風呂に入って、寝よう。
っと、寝る前に、今日予習したところ、ざっと見ておこう。
こうして、わたしはお風呂に入り、予習したところを見て、床に就いた。
_
教室に挨拶が飛び交う。
わたしは誰からも挨拶されなく、自分の席についた。
あーあ。窓側がよかったな〜……。
わたしは窓側の席の人を見つめた。
「おはよう!麻村さん」
「ん?」
振り向くと、そこには安部さんがいた。
わたしはとりあえず、引きつった笑みで「おはよう」と言った。
安部さんは、ニコッと笑うと、そのまま席について周りの安部さんの友達と喋り始めた。
友達……か。
わたしには関係ないこと……。
時計を見ると、時刻は既に八時半を少し過ぎていた。
もう少しで先生が来るだろう……。
って、ん?
井野本がいるはずの席には、肝心の井野本がいない。
気づけば木下もだ。
二人そろって、休みか……?
ちょっと残念に思ったそのとき。
「どわわわわわわっー!遅刻じゃぁ〜!」
「お前が遅れたせいで……詳しく言うと寝坊だが、そんなことはどうでもいい!とにかくお前が遅れたせいで遅刻じゃないか!」
「いや、本っ当にごめん!」
廊下から騒がしい会話が聞こえてきた。
この声達は絶対に井野本と木下だ。
保留
- Re: しつ恋 ( No.37 )
- 日時: 2010/08/05 11:47
- 名前: 風菜 (ID: 9nQU0Vbj)
来ました〜(´∀`/
超面白いですね!
梨乃ちゃんのキャラ、結構好きです★
あと、タメOKですか?
私は全然大丈夫です!
更新待ってます♪
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