コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました！使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例）鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- しつ恋
- 日時： 2010/06/29 11:54
- 名前： 蒼雅 ◆CwIDAY6e/I （ID: kx1LgPV4）
- 参照： http://loveandstar.blog27.fc2.com/
どーも、蒼雅です。
恋愛小説は不向きなのですが、かいてみます。
暇で仕方がない方、まぁ、見てもいっか、という広い心の持ち主の方どうぞ。
まぁ、まず、あらすじだけでもどうぞ↓
あらすじ：麻村梨乃は小学校時代を独りで過ごしていた。
中学生になっても、独りは続いた。
しかし、進級したと同時に、梨乃とは正反対の性格のうるさい男子が現れた。
名前は井野本空。
なぜか、空は梨乃にしつこく付きまとう。
その理由とは……。
（終了）
うん、グダグダですね。
では、どうぞ〜。
目次
プロローグ>>001
登場人物>>002
01>>003 02>>004 03>>009 04>>016 05>>017
06>>020 07>>022 08>>025 09>>029 10>>034
- Re: しつ恋 ( No.23 )
- 日時： 2010/06/21 20:06
- 名前： 蒼雅 ◆CwIDAY6e/I （ID: kx1LgPV4）
- 参照： http://loveandstar.blog27.fc2.com/
>>21
空「あんがとぉぉぉぉぉぉぉぉ！」
梨乃「うるさい」
空（ガーン）
- Re: しつ恋 ( No.24 )
- 日時： 2010/06/21 20:15
- 名前： 蒼雅 ◆CwIDAY6e/I （ID: kx1LgPV4）
- 参照： http://loveandstar.blog27.fc2.com/
07 *
「……———ら、さ……ら、麻村！」
ドキッと心臓がびっくりする。
ハッとなり、顔を上げる。
声の主は先生だ。
「何ボッーとしている？ぜんぜん片付いていないじゃないか」
「あ、す、すみません……」
わたしは急いで自分の物をまとめた。
あぁ、過去に浸ってしまった……。
過去を思い出しても、何も変わらない。
「よし、皆出来たようだから……男子から先にくじを引け。番号どおりの席に行けよ」
男子がいっせいに立ち、黒板の近くまで行った。
井野本がわたしのほうをチラリと見る。
わたしはすぐに逸らしてしまった。
井野本と高橋君は、似てないが、どこか似ている……。
飯越智なんで保留。
- Re: しつ恋 ( No.25 )
- 日時： 2010/06/22 15:50
- 名前： 蒼雅 ◆CwIDAY6e/I （ID: kx1LgPV4）
- 参照： http://loveandstar.blog27.fc2.com/
08 *異変
「……———ら、さ……ら、麻村！」
ドキッと心臓がびっくりする。
ハッとなり、顔を上げる。
声の主は先生だ。
「何ボッーとしている？ぜんぜん片付いていないじゃないか」
「あ、す、すみません……」
わたしは急いで自分の物をまとめた。
あぁ、過去に浸ってしまった……。
過去を思い出しても、何も変わらない。
「よし、皆出来たようだから……男子から先にくじを引け。番号どおりの席に行けよ」
男子がいっせいに立ち、黒板の近くまで行った。
井野本がわたしのほうをチラリと見る。
わたしはすぐに逸らしてしまった。
井野本と高橋君は、似てないが、どこか似ている……。
井野本が人気者だから？
わたしを気にかけてくれてるから？
昔のあの喜び。
誰かが傍にいてくれている喜びがよみがえる。
ドキッドキッと心臓が大きく高鳴る。
大体の男子はくじを引いて、自分の席となる場所に行った。
「次、女子！」
女子がいっせいに立ち上がる。
視線が井野本の所に行く。
ちょうど、中心の席か……。
わたしもあの近くだったらな。
……って、何思ってるんだ、自分！
しっかりしろ！
どうせ、何かの思い間違い！
友達なんて、恋なんているものか！
順番が回り、わたしはくじを引く。
番号は……"六番〟
中心よりズレていて、しかも廊下側。
空なんで見えやしない……。
い、井野本じゃないし！
って、何、自分、ツンデレのツンになってんの！
自分が変……。
とりあえず、六番の席に向かう。
隣の席は……。
「よっ！」
「木下、か」
コイツとは離れていなかった。
わたしはテキパキと自分の物を机の下にしまったりする。
「よろしく〜」
「はぃはぃ……」
めんどくさい。
あーあ。
井野本を離れちゃった……って、違う、ちがーう！
そういえば、木下と井野本って仲いいよな。
「井野本と離れてお前、悲しくないか？」
「え、お前、空と離れてさびしいのか!?」
「はっ!?違うし。わたしが言ったのは、アンタが寂しくないのかって事」
「ん？んー……別にそんなに遠いって訳でもないし、第一、同じクラスだから文句なし、かな」
「あそ」
そっけなく答えた。
チラッと井野本の方を見る。
井野本もわたしを見ていたらしく、目が合った。
井野本はニカッと笑った。
わたしは恥ずかしくなり、視線を逸らした。
あーあ。
篠原……とか言ってたな。
あの勝負、本当にしちゃうかもしれない。
- Re: しつ恋 ( No.26 )
- 日時： 2010/06/23 17:35
- 名前： 蒼雅 ◆CwIDAY6e/I （ID: kx1LgPV4）
- 参照： http://loveandstar.blog27.fc2.com/
09 *本当の事
最後の授業時間。
これさえ、終われば放課後。
今日はもの凄く晴れているから、傘はいらないだろう。
昨日のことがあってから、万一の事を考えて折りたたみ傘を持ってきたが……。
それにしても、退屈。
問題は簡単すぎだし、数学の先生の話は長いし、空は見えないしって。
もうこの席は嫌だね、うん。
まぁ、毎月するから、来月までこの席で我慢するしかない……。
「麻村さん!?」
「え、あ、ハイ？」
頬杖をかいて、黒板とはぜんぜん違うところを見ていたので、先生に気づかれた。
先生に厳しく当てられ、わたしはすこし動揺する。
「今の聞いてたか？」
「ま、まぁ……」
「じゃあ、この問題をしてちょうだい」
よくあるパターン……。
ま、簡単な問題だからいいけどさ。
チョークを持って、黒板に答えをかく。
カッカッという音が教室に響く。
はい、終わり。
あっさり出来たものなので、先生は少しビックリしたようだ。
「ちゃんと……聞いていたみたいね。じゃ、席に戻っていいわ」
先生の許可がおり、席に向かう。
すると、一部でヒソヒソ声が聞こえた。
ろくでもない噂でも流してるんだろう。
ま、それには慣れている。
席に着くと、後ろから可愛らしい声が聞こえてきた。
安部さんだ。
そういえば、わたしの後ろの席だったんだっけ？
意識してなかったから、わかんなかった。
「すごいね……！あの問題、わたしにはわからなかったよ」
「どうも……。あの式は基礎さえ出来ていれば簡単だよ」
「じゃあ、わたしは基礎が出来てなかったって言うことなのかなあ」
「さぁね」
わたしは顔を黒板に向けた。
さっきの問題は先生によって、消されていて、他の式がかいてあった。
授業が終わり、先生に帰りの挨拶を済ませると皆はガヤガヤ言い、ドアまで歩くものや、机の周りにいて話しているものがいた。
わたしは、帰る準備をしながら帰った後のことを考えた。
まず最初に宿題やって、今日の復習して、次に予習して、出かけるとしよう。
出かけるっていっても、行く場所はあそこ一つだけなんだけど……。
ま、お小遣いも出たことだし、服でもなんか買って帰るか。
わたしはバックを肩にかけて、玄関に向かおうとすると、井野本に呼び止められた。
「おーい！」
ビクッと背中が飛び上がる。
「な、何？」
「お前、あの問題よく解けたな！」
安部さんと同じことを……。
「そりゃあどうも」
「あのさ、おりいって頼みがあるんだけど……」
「ん？」
「今日の宿題手伝って！」
井野本は手を合わせた。
少し必死となった顔だ。
ドキンと心臓が高鳴る。
「悪いけど、断る。これから用事あるんで」
昨日まで井野本と話すときに無かったこの緊張感。
わたしは、本当に井野本に恋をしてしまったんだろうか？
「えー、そんな堅い事いわず！なっ？」
「ノー……と言わせて頂きます」
「お願いだよ！お前しかいない！」
そこまで頼られると……断りきれない……。
井野本の頼みだし……。
ここは言うしかないかな……。
「いい」
そういいかけたときだった。
「じゃあ、井野本君！わたしが教えてあげるよ！」
篠原だ。
篠原は井野本の肩を後ろから掴んで横から顔を出して、井野本の顔を見た。
ち、近い……。
よくあんな真似ができるもんだ。
「え、あ、その……」
「ダメなのぉ？だって……麻村さん、これから用事あるって言ってるよ〜？無理なモンを言ってもダメでしょ？」
篠原はここぞとばかり、井野本にアピールしていた。
井野本は少し困ってるようだ。
……でも、篠原は井野本のことが好きだ。
このまま放って置けばいいだろう。
わたしは、そのまま向きを変えて玄関に行った。
「あっ……」
井野本の声がかすかに聞こえる。
わたしはすこし残念な思いになりながら、外に出た。
本当のところを言うと……一緒にいたい。
教えてあげたいが、今は一人になりたい。
自分の気持ちを整理したい……。
わたしの心のどこかにもう既に井野本が大好き、という自分がいた。
- Re: しつ恋 ( No.27 )
- 日時： 2010/06/23 19:54
- 名前： 絵磨 ◆VRtMSlYWsU （ID: uRjlitq/）
- 参照： 塚淌果淦弊折斌淦！ 岶探牢弊折斌淦！♪（by.ひょっとこ←
うほほほほほほほほほ、きゃふぃ（ぇ
蒼雅の小説発見☆ミ
なんかいいね、初々しいね（ぇ
恋愛っていいね、あひょ（壊
更新頑張れ!!
応援してるぜべいべーっｗｗ
お気に入り追加、ポチアヒョ（ぇ
この掲示板は過去ログ化されています。