コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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†Unreal†⇒アンケ実施中あーんど読者募集中(笑)
日時: 2011/07/26 22:40
名前: ハルカ (ID: HijqWNdI)

お初です^^
ご意見・感想等よろしくお願いします!

Because you were「貴方がいたから」
から、Unrealに変更させていただきました!!

もう、何回題名変えるんだか・・・・と
怒らせてしまったかた、すいません><


Unreal・・・実在しない と言う意味ですw←ぇ



◎くりっく感謝感激です!


▼取扱説明書

▽不定期亀更新

▽ダメ文クソ文、誤字脱字アリ

▽荒らしはヤメテ

▼訪問者、コメくれる方『神』!!!←コレ重要w

◎気に入ってくれましたら>>208←クリック




*お客様*

peach... 様 仁菜様 海衣様 美柑様 

刹那様 梨羅様 ハッチしゃn様 柚奈様

いつもありがとうございますっ!!泣///
そして、まだまだお客様募集中です!!気軽にコメしてくださいね!!

◇プロローグ◇ >>1 ◇人物紹介◇>>7 ◇お知らせ◇>>55>>99

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Ⅲ【012】>>26【013】>>28【014】>>29>>30【015】>>35
Ⅳ【016】>>36【017】>>38【018】>>42>>43【019】>>49【020】>>62
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▼1話から読んでくださると幸いです^^

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Re: Because you were「貴方がいたから」 ( No.118 )
日時: 2010/08/18 12:34
名前: ハルカ (ID: q9W3Aa/j)

あはは、;; 普段うちもあーゆーの見るとダメなんだよね←
でもなんとなく書いてみよっかなって・・・

頑張るよ!!!☆

Re: Because you were「貴方がいたから」 ( No.119 )
日時: 2010/08/18 14:18
名前: ハルカ (ID: q9W3Aa/j)

Ⅶ【032】



翌日、あたしは近所の病院へ向かった。行きつけのところだ。



「瀬田川さーん」

名前を呼ばれて、あたしはドアを開く。

そこにはあたしの知っている先生ではなかった。

「澪さんやね?担当代理の“押村ダイ”や。よろしくね」

「よろしくお願いします・・・」

代理?ってことは、藤田さん(担当医)は風邪でも引いたのかな?

というか・・・、押村って・・・どっかで。しかも、方言?

すると、突然ドアが開いて、見覚えのある人が出てきた。

「親父!!薬の並び替え終わったで!」

「時雨君!?」

「ぉわっ!・・・澪やんか!!」

やっぱり・・、どっかで聞いたと思ったよ。

あたしたちの反応を見て、押村先生は不思議そうに尋ねる。

「時雨・・・、知り合いなんか?」

「おぉ、昨日知りあってん」

言い終わったあと、あたしの肩に手を置き笑顔で尋ねてきた。

「どないしたん?風邪?」

——ビクッ 一瞬動揺して、体が震えたのが分かった。

その震えに気付いたのか、笑顔だった顔を真剣な表情に変える。

あたしは答えることが出来ずにただ俯くだけ。

しばらくの沈黙の後、時雨君は今度、押村先生に聞く。

「親父、澪の病気なんなん?知ってんのやろ?」

あたしはその言葉でハッと前を向く。そして・・・

「遺伝病・・・。 余命はあと1年くらいや」

「は・・・?一年やて?」

言ってしまった・・・。あたしは上げた顔を再び下に向ける。

重い沈黙が流れたのは話すまでもない・・・。




—————————


帰り道、時雨君に「送っていく」と言われて断ったけど結局押し切られてしまった。

「・・・なんかゴメンネ。会って二日目なのに・・・こんな重い話」

あたしは力なくあははと笑う。

時雨君はあたしを見つめる。悲しそうな目をして。

「ツラないん?」

「・・・・ツラいかな」

というか、正直言ってわからない。

生きたいって思ってるよ。死にたくないって思ってるよ。

だけど、ツラいかは分からない。

風になびかれた髪を手で元に戻しながらあたしは口を開く。

「後悔することがなかったら・・・別にあたしは大丈夫」

時雨君はその言葉を聞いて立ち止まる。あたしもつられて足を止める。

「時雨君・・・?」

「・・・・かよ」

え?聞き取れなかった。 あたしは首を傾げる。





一回きり

Re: Because you were「貴方がいたから」 ( No.120 )
日時: 2010/08/21 13:43
名前: 柚奈π●・х・● (ID: 2evdFSQa)

時雨君、なんて言ったのかな…。
気になる〜;; 

更新頑張ってネ(=^・^=).。o○

Re: Because you were「貴方がいたから」 ( No.121 )
日時: 2010/08/23 11:14
名前: ハルカ (ID: q9W3Aa/j)

*柚奈

だいぶサボってたな・・・;;
ありがとうね^^

では、更新しマース♪

Re: Because you were「貴方がいたから」 ( No.122 )
日時: 2010/08/23 11:40
名前: ハルカ (ID: q9W3Aa/j)



「・・・後悔してなきゃ、・・・死んでいいのか?」

低く弱々しい声。だけどどこかに怒りがこもった声。

冷徹な瞳があたしを射抜く。

・・・時雨、君?

あたしはその瞳をそらせなかった。

「澪、・・・それは自分勝手な考えやで」

「・・・・え?」

どーいう・・・。 後悔しずに生きていけばいいじゃん。

それのなにがいけないの??

なにもわかっていないあたしに、ため息を吐きながら肩に時雨君が手を置く。

「・・・・先に死んで、・・周りにいた人はどないすんの?

澪は確かに未練もなんもないと思うけど・・・、他の人はちゃうやろ??

ずっと、“生きていて欲しい”って思っとるんちゃうの??

人に責任押し付けて、勝手に死ぬなんていかん・・・」

・・・なんだろう、この感じ。 誰かに似てる・・・。

いつもあたしを思ってくれてる・・、“三鷹”に・・——

「・・・・どうして」

「・・・・ん?」

「・・・どうしてそんなに、優しいの?」

お礼をいいたかったのに、なぜかこの言葉が出てしまった。

「会って二日目の人だよ??こんな重いものを背負ってるんだよ??

責任を他人に押し付けるような女なんだよ??」

・・・なのに、どうして・・。

時雨君は一度、遠くを見るように視線を彷徨わせてからあたしを見つめる。

「・・・・・してん」

・・・へ? してん?? なにそれ?

あたしの頭の中ははてなだらけだ。

そんなあたしを呆れたように見てからボソッと呟く。

「言葉にすると恥ずいもんやな・・・」

「・・・へ?なにが??」

時雨君は大きく深呼吸してから笑顔であたしに囁く。

「・・・・澪に一目惚れしてん」

・・・え??

風が再びあたしの髪を揺らす。

その髪を、今度は時雨君が押しとめる。

「俺、・・・・・澪が好きや」

あたしはその時、声が出なかった。

・・・・・時雨、・・君。




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