コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- BEADS〜つながる恋物語〜
- 日時: 2010/07/19 08:56
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
はぁぃ!
BEADS(ビーズ)!
見てくれた人が恋したくなるような物語をがんばって書きます!(ワラ
初心者ながらがんばるぜぃ↑
見てくれた人はアドバイスから評価までお願いします
荒らしはやめて><
それではふじゆりがんばります!
- Re: BEADS〜つながる恋物語〜 ( No.11 )
- 日時: 2010/07/19 13:00
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
奈緒子ともハルキとも関係がきまづいまま、部活の時
間になっていた。教室から早く出るため早めに部活動
に行く。音楽室のドアの前にたつと・・・息を呑ん
だ。
音楽室の中には、莉那ちゃんとハルキがいた。
ミホは逃げるように音楽室を後にした。ダッシュでト
イレに駆け込み、手洗い場にしゃがみこむ。
「痛い・・・・」
これって失恋?
音楽室にいたときのハルキの顔は笑顔だった。莉那ち
ゃんは後姿だけだったけど。でもハルキの口が
「ありがとう」っていってた様に感じた。
2人はきっと付き合うんだ・・・。
- Re: BEADS〜つながる恋物語〜 ( No.12 )
- 日時: 2010/07/19 13:09
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
吹奏楽部は定演に向けて猛特訓が続いていた。
ミホは部長だからもっとがんばらなくちゃいけない。
同じパートの2年生の冬樹響子(ふゆききょうこ)。
いつもショートヘアに前髪を上げている。身長は15
2センチて小さい。それに小柄で、小さい顔に不釣合
いなほど目が大きい。本当にかわいいんだけど、少し
性格がきつい。
「ミホ先輩。なんか今日変です。」
「なんでよ。」
「だっていつも間違えるとこ間違ってないですもん。
「間違ってないならいいじゃない。」
ミホは響子をにらむ。だから何なのだという話だ。
「間違わないかわりに今日のクラリネット元気ないで
す。なんかあったんですか?」
「いろいろあったの」
「恋の悩みですか?」
響子が平然と聞くからむかついた。シカトしてまたク
ラリネットを弾き始める。シカトされた響子は逆切れ
してご機嫌斜めのまま練習が続いた。
部活が終わると、ハルキと顔をあわせないように家に
帰った。
- Re: BEADS〜つながる恋物語〜 ( No.13 )
- 日時: 2010/07/19 13:59
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
エピソード1〜特別ってどーゆうの〜
白い天井を見渡す。8畳の部屋は今思うと隙間とかの
ほうが多いから結構あきあき。
どちらかといえばこの部屋は好きなんだけど、誰もい
ない家は少し寂しい。
- Re: BEADS〜つながる恋物語〜 ( No.14 )
- 日時: 2010/07/19 14:19
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
窓に何かがぶつかる音がした。
ハルキ・・・・。今は顔をあわせたくない。今顔見た
らきっと泣いてしまう・・・。
ベットに顔をうずめ、知らないフリをする。
ガンっ
また何かがあたる音がした。
バンっ
(ハルキ・・・・なんなの?)
「うるさい!!」
(しまった!)
気づくころにはミホは窓を開けていた。
「ミホ!やっと出てきた。」
消えたい・・・。本気でそう思った。
「・・・・・・・・・・・・」
沈黙が続いた。何で呼んだの?とミホはたずねる。
ハルキは言葉を詰まらせながらしゃべり始めた。
「お前今日なんか元気なかったから・・・心配したん
だよ!」
「ありがとう。でも大丈夫だから。・・・・」
心配してくれたのはうれしい、でも・・・
「莉那ちゃんと幸せにね!」
「はぁ?」
「みんなお似合いっていってたよ!よかったね!あん
な可愛い子に告白されて・・・。」
涙腺が限界に達してきた。
「じゃぁ・・・・っ」
「待てよ!?」
おかまいなしにミホは窓を閉じようとする。あと数セ
ンチで完全に扉が閉まるとき・・・
「振ったんだよ!」
「えっ?・・・・」
「中川には付き合えないってちゃんと断った!」
言葉を伺った。
(なんだそれ・・・。)
扉をまた前回に開けてハルキに問いただす。
「なんでよ!莉那ちゃんみたいな可愛い子なんで振っちゃったのよ!」
「だからっ・・・・俺は・・・・・」
右側から強い風が吹いた。髪が左になびく。
「俺はミホが好きだから・・・・・っ」
「・・・・・・・・・・えっ?」
ハルキはしっかりとこっちを見つめている。
ミホの顔は見る見るうちに赤くなり、自分でもわかる
ほど赤面していた。
「うそでしょ・・・・・」
「嘘じゃねえ!」
「意味わかんないし・・・・いきなり・・・・。
ちょ!?ハルキなにしてんの!?」
ハルキは窓にふちに足をかけていた。そして下に目を
一回泳がせると1メートルほど離れたミホの窓に飛び
移っていた。
「ハルキやめなさいって!・・・ちょぉぉぉ」
- Re: BEADS〜つながる恋物語〜 ( No.15 )
- 日時: 2010/07/19 14:32
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
ハルキはミホの部屋に不法侵入すると、ミホの上に乗
っかってきた。ミホは床のカーペットの上に倒れ、
その上にハルキが乗ってくる。手を押さえられミホは
身動きができなくなる。
「もう一度だけいう。俺はミホが好きだ。」
ハルキのまっすぐな目。今まで見たことないハルキの
表情。
「本当なの?・・・・」
「ああ。」
「私ね・・・・ハルキが高校行ったらハルキの家出て
くって知って、すごく寂しかった。だからあきらめよ
うとしたの。ハルキのコト好きって・・・・。でも
無理だよ。・・・・ハルキとの関係、女友達でも幼馴
染でもいやだ。・・・・私はハルキの彼女になりたい
の」
言葉が終わると自然に涙が零れ落ちていた。
私をハルキの特別にして・・・・・
気づいたらハルキの顔がものすごく近くにあった。
それがうれしくて、自然と目が閉じた。
唇に乗る重みと感触を私は多分一生忘れない。
「ミホ・・・。俺と付き合って・・・・」
Yesと答える前に私はハルキの顔に近づいていた。
エピソード1〜END〜
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