コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- BEADS〜つながる恋物語〜
- 日時: 2010/07/19 08:56
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
はぁぃ!
BEADS(ビーズ)!
見てくれた人が恋したくなるような物語をがんばって書きます!(ワラ
初心者ながらがんばるぜぃ↑
見てくれた人はアドバイスから評価までお願いします
荒らしはやめて><
それではふじゆりがんばります!
- Re: BEADS〜つながる恋物語〜 ( No.6 )
- 日時: 2010/07/19 10:28
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
エピソード1〜特別ってどーゆぅの?〜
ハルキの家は私の家と隣り合わせ。
ベランダとの距離は一メートルあるかないかぐらい。
部屋のべットにねっころがっていると、窓に何かが当
たる気がした。カーテンを開けると、ミホの窓の向か
いの春樹の家の窓にハルキがいた。
「よぉ」
「びっくりしたし!」
「なんか暇だったから。」
「ようもないのに、呼び出さないでよ!」
少し怒ったようなしぐさをしてみた。
うそ。本当はうれしい。
「ミホさぁ、高校どこ行くの?」
いきなり進路の話を持ちかけてきたハルキ。
いつもは進路のことなんてどーでも言いですみたいな
こといってるくせに。
「公立桜峰高校。うち馬鹿だからそこくらいしか無理
だし。公立にしろって親うるさいから。」
「ふぅん。」
「ハルキもそこでしょ?」
ハルキも学力はミホとさほど変わらない。おまけに桜
峰は野球だけは結構いいところまで毎年行く、強豪
だ。
「いや、いかない。」
「えっ?」
「明陽学園にいく。体育科。」
空気が一瞬止まったように感じた。
私立明陽学園は体育科が有名で、勉強のレベルも桜峰
より上だ。そこの体育科なんて・・・。
「体育科って・・・寮もあるんでしょ。寮生活する
の?」
「いや。近くの親戚の家に泊まらせてもらえるって
話。まだ話は固まってないけど、俺の第一志望は明陽
にきめた。推薦も話が少し来てる。」
ハルキがここからいなくなる?・・・・
空気の流れが止まって、固まって、なかなか動き出し
てくれない。それでも時間だけがゆっくりと流れて
る。
「そっかぁ・・・。ハルキならできるよ!私は応援す
る!だからがんばって。」
「おお!」
「じゃぁね!また明日。」
そういって窓とカーテンを閉める。
しばらく、天井を見上げる。
そしてゆってくりと息をはくと、ベットに突っ伏す。
(私・・・。笑えてた?)
ハルキがここからいなくなる。そしたら幼馴染でも
なんでもなくなる。
ハルキが好きだ。
でも来年には会うことも難しくなる。そしたら・・・
そう考えると涙が止まらなくなった。
「お前ほかの女子となんか違うし。」
ハルキの言葉が頭によぎる。
告白しようと考えたこともあった。でも、、、
そんなの無理だ・・・。
==−−−−=======−−−−−−===
ふじゆりの独り言
話がやっと進んだ!まだまだつづくのがんばります!
見てくれた人!コメントヨロデス!^^
- Re: BEADS〜つながる恋物語〜 ( No.7 )
- 日時: 2010/07/19 10:51
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
- 参照: http://伊達政宗の嫁になりたい
続きます!
- Re: BEADS〜つながる恋物語〜 ( No.8 )
- 日時: 2010/07/19 11:54
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
- 参照: http://伊達政宗の嫁になりたい
5月の半ば、厚くも寒くもないこの夜。
部活でクラリネットのソロを失敗した日ぶりに、眠れ
なかった。
クラリネット・・・。そう思うと体が勝手に動いてい
た。時間は朝の3時を回っていた。この部屋では防音
がなっていないので、響いてしまう。いつもの地下室
に行くか。・・・
地下の階段を下りて、防音がなっている部屋に行く。
重たい扉を開け、電気をつける。
お父さんが置いてあるキーボードやギター、ベース
ピアノ、木琴、コンボが並ぶ。
クラリネット口に運ぶ。
♪〜〜〜
適当に音を出してみてから、最初にモルダウを吹いて
みる。続いてディズニーメドレーを一通りして、遊び
感覚で挑戦している、さくらんぼ(大塚愛)を楽譜を
見ながら吹いてみる。結構吹いたからかなりつかれ
た。クラリネットを弾いてるときは時間を忘れること
ができる。現実逃避に近いけど。
「ハルキ・・・・」
ふぃに涙がでてしまう。涙は楽譜に落ちて、音符のと
ころをにじませた。
- Re: BEADS〜つながる恋物語〜 ( No.9 )
- 日時: 2010/07/19 12:14
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
エピソード1〜特別ってどーゆうの?〜
朝。いつのまにベットに入っていたのだろう。
顔を洗い、朝ごはんを食べ、制服に着替え、クラリネ
ットを持って家を出る。お母さんは「いってらっしゃ
い。晴樹くん今日も待ってくれてるじゃない。いいこ
ねぇ。」
「お母さんが頼んでるんでしょ。」
憂鬱気味に玄関を出る。
ハルキはもう待っていた。
「よぉ」
「おはよう。」
今はしゃべりたくない。
ハルキとはあまり朝はしゃべらない。
どっちも部活等の夜練習のおかげでへとへとだから
だ。
「ミホ」
「なに?」
「昨日のことさ・・・。あんまりだれかれに言うなよ。
進路のこととか広まるのはなんかはずいし。」
「別にいいけど、恥ずかしくなんてないじゃん。進路
決まってる人なんて、私カラ見ればすごいことだし」
「そーかな・・・」
会話はそこまでだった。ハルキはミホの前を歩いた。
ミホはハルキの背中を眺める。
ハルキはおっきくなった。身長もだし、体的にも
筋肉質というか、ただ細いっていうわけじゃなくなっ
た。それから顔もカッコよくなった。
でも、無邪気なとことか、ふざけててもひどいことい
わないし、優しい。私みたいにハルキを好きな子は
結構いる。だから時々悔しい。
ハルキと一番付き合いが長いのはミホなのに、ミホは
ハルキの恋愛対象じゃない。いままでつのって、大き
くなったミホの恋心は多分ハルキを好きな女子の中で
一番大きい。
ハルキとずっと一緒にいたい。恋愛対象に見てもらえ
ないなら、ずっとこんな日が続いてほしい。
ハルキのゆう特別がほかの女の子を嫉妬させればい
い。
(はは・・・私って怖いな・・・。ハルキの気持ちも
考えないでなに自己中心的なこと考えてんだろ。)
神様、お願いです。ハルキの恋がかなわないのなら、
ずっと中学3年生でいたい。時間をとめてください。
ハルキを私から取らないで・・・・神様・・・。
- Re: BEADS〜つながる恋物語〜 ( No.10 )
- 日時: 2010/07/19 12:51
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
エピソード1〜特別ってどーゆうの?〜
今日の女子はやけにうるさい。理由を奈緒子にきいて
みる。奈緒子は自慢のくるくるヘアーをポニーテール
でくくっている最中だった。
奈緒子は平然と答えた。
「A組の中川莉那って子いるじゃん。あの可愛い子。
・・・今日告るんだって。」
中川莉那ちゃんといえば、この学年で一番人気で可愛
い子だ。少なくても私はそう思う。というか女子の噂
だと他校からも目をつけられるくらい評判がいい。
(あの莉那ちゃんが・・・?)
男子に興味0ぽかったのに・・・。以外だな。
「ふーん。誰に?」
「藤森晴樹」
・・・・・・・・・・はっ?!
「今なんて・・・・。」
耳を疑う。奈緒子はため息をついて、あんた大丈夫っ
て目でこっちを見てからもう一回答える。
「だーかーら。あんたの幼馴染の藤森晴樹だっつー
の。」
「うそっ・・・・」
「うそじゃないよ。昨日の放課後あたりから、B組の
女子とA組の女子が情報交換してたジャン。ミホ気づ
いてなかったの?」
ミホの思考回路は止まった。
奈緒子はまた大きいため息をついてから、頭から半分
魂の抜けたミホをつれてA組の女子の輪のところに行
く。A組はさっきから「きゃー」とか聞こえてきて、
教室中のテンションが高いことがすぐわかった。
「莉那ーマジがんばれって!莉那なら絶対いける!」
奈緒子が莉那ちゃんのところに近づき話し始めた。
「莉那ちゃん、今日いくんでしょ。がんばって。」
奈緒子が適当に話を進める。
「藤森のことマジなの?」
すると、莉那ちゃんは顔を赤くさせコクンとうなづい
た。
「だってさ。ミホ。」
可愛いすぎる莉那ちゃんをみてるとさらに沈んだ。
無理。。。勝てない。。。
もし、莉那ちゃんとハルキが付き合ったら、私はどー
なるんだろ。女友達?
私とハルキの特別はどーなるんだろう・・・。
「そっかぁ!莉那ちゃんがんばってね!」
そういうと今度は奈緒子のてを引っ張ってB組に戻る
奈緒子は後ろでなにか騒いでいる。
「ちょっと!ミホ。あんたそれでいいの?」
「奈緒子・・・・」
「あんたが藤森のこと好きなのは知ってるよ。でもい
くら可愛いコがコクってもミホの気持ちが変わること
なんてないでしょ?」
「でも・・・」
「自分の気持ちハルキに伝えたら?」
「そんなの無理!失敗するジャン!」
「そんなの莉那ちゃんも同じ気持ちでしょ!逃げてば
っかいないで、正面から気持ちぶつけなさいよ!」
奈緒子がこんなにも怒ったところを見たのは初めて
だ。なんで?
「正面から気持ち伝えるのは怖いに決まってるジャン
それでも、伝えなきゃ変わらないんだよ。」
奈緒子はそういうと自分の席に戻り、何もしゃべらな
かった。そして、今日一日奈緒子とは一度もしゃべら
なかった。
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