コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- BEADS〜つながる恋物語〜
- 日時: 2010/07/19 08:56
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
はぁぃ!
BEADS(ビーズ)!
見てくれた人が恋したくなるような物語をがんばって書きます!(ワラ
初心者ながらがんばるぜぃ↑
見てくれた人はアドバイスから評価までお願いします
荒らしはやめて><
それではふじゆりがんばります!
- Re: BEADS〜つながる恋物語〜 ( No.1 )
- 日時: 2010/07/19 09:03
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
プロローグ
あいつは幼稚園からの幼馴染。
親の言いつけで中学入っても、登校は一緒。
今日の朝も隣であくび3回くらいしたっけ。
異性の友達というよりは兄弟って方がしっくりくるし
中学3年間もずっと同じクラス。
だんだんあいつは格好よくなっていって、ほかの女子
ともしゃべるようになって、あたしがあいつとしゃべ
ることはほかの女子から見て特別じゃなくなっていっ
た。
あいつはどんどん変わってく。私の気持ちを残して。
- Re: BEADS〜つながる恋物語〜 ( No.2 )
- 日時: 2010/07/19 09:24
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
エピソード1〜特別ってどーゆの?〜
人物紹介!
池山深穂♀(いけやまみほ)ミホ
吹奏楽部部長の3年生。担当はクラリネット。
さらさらヘアーで髪は肩までのショートカット。
明るく優しい性格。男子とはハルキ以外とはあまり話さない。男子からは清楚系好きにモテることが多い。
幼馴染のハルキのことが好き。後輩からの信頼も厚く学年問わず同姓から好かれるタイプ。
藤森晴樹♂(ふじもりはるき)ハルキ
野球部のピッチャー。
野球は他校から一目置かれるほどうまい。
男女問わずいろいろな人と仲がよい。
女子にもやさしく、かなり人気。
ミホとはただの幼馴染と宣言してる。
- Re: BEADS〜つながる恋物語〜 ( No.3 )
- 日時: 2010/07/19 09:37
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
エピソード1〜特別ってどーゆぅの?〜
国語の授業中、ノートに黒板の文字を綺麗に写す。
先生の説明は日本語のはずなのに外国語に聞こえる。
やばい今度は子守唄に聞こえてきたかも・・・
うとうとと首が前に傾く。
「ここ大事です!テストに出しますからね!」
(ああっ・・・やばい説明ぜんぜん聞いてないし!)
黒板とノートに目線を行ったりきたりさせる。
(中間今回もやばいよぉ〜)
しかもなんでいつも水曜日に限って国語が5時間目な
んだろう。昨日は家でクラリネットの練習いっぱいし
て徹夜しちゃったんだ。そうしてるうちにもまた眠気
が襲ってくる。
そしたら前から頭に何かがぶつかった。
消しゴム?前を見ると、ハルキがこっちをみて笑って
いた。
(ハルキ・・・・。あいつめ・・・。)
口パクで「バーカ」といい、前にまた向き直る。
おでこにあたった消しゴムに鉛筆の芯を突き刺す。
隣で奈緒子が笑っていた。
「マジで、仲いいよね。」
「ふん・・・。」
ちがう。
うれしくない。ぜんぜん。
- Re: BEADS〜つながる恋物語〜 ( No.4 )
- 日時: 2010/07/19 09:43
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
水曜日は部活がない。
だから早く帰れる。部活は好きだけど、この水曜日の
放課後も私のお気に入りだ。
3年生の徒歩通は、水曜日は同じ時間に帰れる。
先生たちが見張ってて、いつまでも校内にたむろえな
い。
「ハルキ、一緒帰ろう。」
「おお。」
こっちの方面の帰りは、私とハルキと後輩4人だけ
だ。でもこの日だけは帰りもハルキといっしょに帰れ
る。そんな特別な放課後。
- Re: BEADS〜つながる恋物語〜 ( No.5 )
- 日時: 2010/07/19 10:00
- 名前: ふじゆり (ID: V1z6MgX2)
「ハルキ消しゴム返す。」
鉛筆の芯が刺さり黒くなった、消しゴムをハルキに返
す。笑いながら、返品しようとしてくるハルキを交わ
しながら歩く。
この時間が本当に好きなんだけど、このごろは違った
「ハルキ、このごろモテるよね。」
「だろ?やっぱ俺、かっこいいんだよ。」
「かがみ見る?。。。。」
「おい!ミホがいったんだろ!」
またくすくすと笑う。
「冗談だよ。かっこいい。かっこいい。
いいなぁ。異性からモテるってうらやましい。
この前も告白されてなかった?ハルキ」
「いや、あれは半ばナンパの域。超ウケル。」
またゲラゲラ笑い出す。
そうだこのごろハルキは女子にモテる。
私は恋バナとかは聞く側だけど、そのガールズトーク
によく出てくるのが、ハルキだから。
「ミホももてるよ。清楚系好きの男子に超人気だ。」
「なにそれ!初耳!ていうか清楚って何だよ!私清楚
なの〜。ウケルはぁ〜」
「清楚つったら清楚に見られるんじゃね?お前あんま
り男子としゃべんないシャン。」
そぉかなぁと適当に合図地を打つ、
「ハルキはよくしゃべるよね。女子と」
「あぁ。でもお前と話すのは・・・」
ハルキが少し言葉に詰まる。
「?」
「特別っていうか・・・。いや・・・なんかお前ほか
の女子となんか違うし。」
ズキッ・・・・・・・・。
「あぁ!うん!そーだね。・・・うちハルキの前では
男勝りだし!」
胸がちくちくと痛み出す。必死に笑顔を作ると、余計
かなしくなった。
特別か・・・それって・・・・・・・・・。
桜が散る5月の半ば・・・。風が冷たい・・・、
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